夜中に気持ち悪くなる中学生
「夜になると気持ちが悪くなって夜中に目が覚めて寝られなくなるんです」
という中学生が来院しました。
このお子さんは小児科に行って「起立性低血圧」と診断されました。
しかし、症状を聞くと1番辛くなるのは夜との事でした。
起立性低血圧の1番の特徴は朝からお昼くらいにかけて頭痛や吐き気、腹痛のため起き上がれないのが特徴です。
稀に夕方や夜まで症状が続くことがありますが、朝や午前中に比べて症状は軽くなっていきます。
では、このお子さんの場合、何が疑われるのでしょうか?
この子の日頃の姿勢を見てみるとかなり背中が丸くなっています。
そして胃の部分を少し押すだけで痛がります。
そして色々な話を総合して私は
逆流性食道炎
と判断しました。
対処法
逆流性食道炎で最もしてはいけない事は「猫背」です。
なぜなら猫背は胃を圧迫して胃の動きを阻害するからです。
逆流性食道炎と診断されて処方される薬は逆流性食道炎のために炎症している食道の炎症を鎮めるためのものであって、胃酸の逆流を治すための薬ではありません。
では何故胃酸は逆流するのでしょうか?
それは「猫背」だからです。
猫背は胃を圧迫して胃の動きを妨げて、胃酸を逆流させる原因になるのです。
このお子さんには姿勢指導をしました。
これだけでもかなり良くなりました。
『あなたの人生を変える』良い姿勢のとり方
- 腰に手の甲を当てます。
- その手の甲のすぐ上の背骨の両脇の筋肉に「グッ」と力を入れて、その背骨を反らして下さい(あなたのこの背骨は恐らく出っ張っていると思いますが、この背骨は本来、反っているものなのです)。
これだけです。
「胸は張らないで良いの?」
はい、胸は張らないで下さい。
胸を張ると逆に悪化する恐れがあります。
良い姿勢動画はこちら↓
付け加えて枕指導も行いました。
夜中に症状が出るのは枕が合っていないのも一因です。
特に体に合わない高さの枕を使っていることが要因になります。
枕の作り方


