変形性股関節症を改善させるには?
「妻が変形性股関節症で手術を勧められてるんだけど治せる?」
と聞かれたので
「みてみないとわかりませんが良くなるとおもいます」
とお伝えして来院を促しました。
変形性股関節症は手術しないでも果たして治るのでしょうか?
変形性股関節症を調べるとその8割は
「子供の頃の股関節の発達不全などが主な原因で」
と述べられています。
「子供の頃からじゃ今更どうすることもできないのでは?」
と考えますよね?
でも当院の治療を受けて
「すごく良くなったから手術は見合わせることにしました!」
と嬉しい声も頂いています。
子供の頃からの股関節の発達不全は治っているのでしょうか?
いいえ。
股関節の発達不全は治っていません。
実際にはその方は痛くなくなって手術をやめたのでレントゲンで確認したわけではないからわかりませんが、多分股関節の形自体はあまり変化はないものと思います。
それでは何故痛みが改善したのでしょうか?
またどの様にしたら痛みがなく快適に生活が出来るのでしょうか?
変形性股関節症を改善させるには?
その①腰、骨盤を整える
股関節を動かしている神経は腰、骨盤から出ています。
股関節痛を感じる神経も腰、骨盤から出ています。
股関節を治す自然治癒力も腰、骨盤から出ています。
腰、骨盤を整えると言うことは股関節の動きを良くし、力を与え、治りを良くすると言う事に直結します。
変形性股関節症を改善させるには?
その②しっかり座る
股関節の痛みであまり歩けないと思います。
そうすると家にいることが多くなります。
具体的には「家で座ること」が多くなります。
だらけて座っていると筋肉も落ちてますます歩きにくくなります。
スクワットなどのトレーニングも良いですが、1日の大半である「座っている」ことをしっかりとしていればその時間がトレーニングになります。
そしてもっと大切な事は
しっかり座ると痛みが改善する
ことです。
腰、骨盤を整えると治りを良くすると前述しました。
しっかり座ると言う事はそもそも腰、骨盤を整えた状態にキープすると言う事なのです。
変形性股関節症を改善させるには?
その③歩く
痛くて歩けない方はとりあえず歩かないで良いです。
歩くのは
痛くなくなってから
です。
痛みがあるのに歩くと庇うので余計に腰、骨盤が歪んでよりいっそう痛みが出てきます。
悪循環です。
まずは上記①腰、骨盤を整える②しっかり座るを実践して痛みを軽減させて下さい。
歩けるようになると股関節の改善がますます早くなります。