めまいは三半規管の異常？？
「めまいで救急搬送されました」
と言う人がいます。
初めての救急搬送がめまいだったと言う人は珍しくありません。
それくらい本人にとっては衝撃的な出来事なのです。
しかしそれに反して、病院での治療は点滴やめまいを和らげる効果がある投薬だけです。
それは何故かと言うと、検査の結果「異常が見当たらなかった」からです。
多くのめまいで悩んでいる人が病院で検査をしますが、その結果は「異常がない」でした。
病院では何の検査をするのでしょうか？
その多くはMRIによって三半規管の異常を診ています。
三半規管の一部を担っている耳石の位置や形に異常がないかどうかを診るのです。
その結果、耳石の位置や形に異常が見られない時には特段治療方法が見出されずそのまま家に返されるのです。
仮に耳石の位置や形に異常が見られた場合
「先生、どうして耳石の位置や形が悪いのですか？」
と聞いてみて下さい。
その結果
「生まれついてですね」
と言われると思います。
これは実際にドクターに聞いた方による情報です。
でも、おかしくないですか？
生まれついてであれば、もっと子供の頃からめまいがなければいけないことになります。
でも、めまいが発症したのはつい最近なのです。
ここまでで言えることは
めまいに三半規管はほとんど関与していない
と言うことです。
誤解を招かないように言いますと、耳石の位置や形が関係ないと言うことです。
では何がめまいの原因なのでしょうか？
それは
三半規管のリンパの流れ
です。
要は耳の中のリンパの流れが悪いためにめまいは起こっていると言うことです。
めまいはリンパの流れを改善していけば、あっけなく改善するのです。
では、どうすれば三半規管のリンパの流れは良くなるのでしょうか？
それは
ストレートネックを改善すれば良い
のです。
「頭蓋骨の歪みではなくて？」
そうです。
ストレートネックを治すとほとんどのめまいは改善します。
ストレートネックとは首の反りがなくなって棒のように真っ直ぐになった状態を言います。
真っ直ぐになると首が伸びて長くなります。
すると中にある首の血管も長くなります。
ゴムホースで想像してみて下さい。
ゴムホースを引っ張ると管が細くなります。
同じことが首の血管にも起こります。
血管の管が細くなって血流が悪くなります。
すると耳の中に流れているリンパ液にもその影響が出て、その結果三半規管にも影響がでてめまいが起こるのです。
ではストレートネックはどのようにして治せばいいのでしょうか？
首の土台は骨盤とその上の背骨です。
ここを治さないで首だけ治すことは出来ません。
骨盤と背骨の矯正を早めに受けて下さい。
そしてその良好な背骨の状態を良い姿勢によりずっとキープしていけば、最速であなたのめまいは治ります。
良い姿勢のとり方
- 腰に手の甲を当てます。
- その手の甲のすぐ上の背骨の両脇の筋肉に「グッ」と力を入れて、その背骨を反らして下さい（あなたのこの背骨は恐らく出っ張っていると思いますが、この背骨は本来、反っているものなのです）。
これだけです。
「胸は張らないで良いの？」
はい、胸は張らないで下さい。
胸を張ると逆に悪化する恐れがあります。
鬱、自律神経失調症専門
自律神経専門士宮島信広
にしふなリセット整体院
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