起立性低血圧で腹痛
当院には起立性低血圧で通うお子さんも多いです。
起立性低血圧とは起床時の血圧のコントロールがうまくいかず、体を起こすと頭痛や腹痛で起きていられない状態を言います。
午後になるとケロッとしているので一昔前は「怠け病」といわれていましたが、ここ最近ではだいぶ市民権を得た感じです。
つい最近来院したお子さんは朝起きられないほどではなく、週のほとんどは学校に通えているのですが、朝ごはんを食べた直後から腹痛が始まり、お昼過ぎまで続くとのことでした。
平日はどの日も同じ症状が出て、土日は比較的楽ということでした。
起立性低血圧と診断されなければ
「うちの子は学校が嫌なのでは?」
と疑ってしまうところです。
平日は調子が悪くて、土日は比較的に良いのは土日の方がたくさん寝ているからです。
多くのお子さんが朝、頭痛や腹痛で起きられないのは、体から「まだ起きないで」といわれているのです。
言い換えると「睡眠時間が足りないよ」と言うメッセージです。
だから休みの日に多く眠ると楽になるのです。
でも、多くの家では
「このままいつまでも寝ていると勉強が遅れて将来が心配、、、」
と思って、無理やりに起こしているのです。
無理に起こすと逆に起立性低血圧は悪化するのです。
かと言ってお子さんが気の済むまで寝ていると学校にいつまでも行けません。
それなら早く寝れば良いのです。
いつもの就寝時間より2時間ほど早くベッドに入って下さい。
朝7時に起きると調子が悪いお子さんも9時なら大丈夫なら2時間早く寝れば7時に起きても大丈夫になります。
ただ、この方法は意外に難しいのです。
特に塾に行っているお子さんは難しいです。
その場合は1時間でも良いので出来る限り早く寝てください。
1時間早く寝れば朝9時に調子が良くなるのが、朝8時には調子が良くなります。
やれる範囲で取り組んで下さい。
あと、このお子さんは朝食後が一番悪くなると言うことで、朝食は何を食べているのかを質問したところ
「毎朝パンを食べています」
との事でした。
実は小麦加工品を常食していて、お腹の調子が悪い人は老若男女問わず大勢います。
親御さんに毎朝パンを食べていて悪化している可能性をお伝えしてご飯に変えるように伝えたところ、1週間後に
「朝の腹痛はだいぶ良くなりました」
との事でした。
起立性低血圧に限りませんが、自律神経失調症のその原因は一つとは限りません。
それは様々な知識がなくては解明出来ません。
例えば薬だけで改善しないことも多々あるのです。
なかなか症状が改善しない場合、その解決法は違っているのかも知れないのです。
早めにご相談下さい。
良い姿勢のとり方
- 腰に手の甲を当てます。
- その手の甲のすぐ上の背骨の両脇の筋肉に「グッ」と力を入れて、その背骨を反らして下さい(あなたのこの背骨は恐らく出っ張っていると思いますが、この背骨は本来、反っているものなのです)。
これだけです。
「胸は張らないで良いの?」
はい、胸は張らないで下さい。
胸を張ると逆に悪化する恐れがあります。
座り姿勢を補助する骨盤矯正チェアーがあると比較的楽に良い姿勢をとることが出来ます。
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鬱、自律神経失調症専門
自律神経専門士宮島信広
にしふなリセット整体院
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