リモートワーク鬱!?
「リモートワークになってから体が重くて、やる気が出ないんです」
と言う人は少なくありません。
私はこれをリモートワーク鬱と呼んでいます。
意外な事ですが、リモートワークになってから体調が悪くなる人は多いのです。
あなたは
「満員の通勤電車に乗らなくても良いし、嫌な上司の顔を見なくなるのだから、返って調子が良くなりそうだけど」
と言うかもしれませんが、実際には逆のことが起きています。
それではリモートワーク鬱は何故起きるのでしょうか?
リモートワーク鬱、その原因①外に出ない
リモートワークになると当たり前ですが、外出する機会が減ります。
通勤がなくなるので歩く量も減ります。
するとどうなるのかと言うと、当たり前ですが体力が低下します。
体力が低下すると益々外出しなくなります。
仕事をしている時以外は寝ていることが多くなります。
すると自律神経の一つである交感神経の働きが低下します。
何故なら交感神経は体を動かすことで高まるからです。
そして交感神経は元気の源です。
交感神経の働きが低下すると日中のやる気も低下します。
そしてあまり知られていませんが、夜のお休み神経である副交感神経は交感神経が高まった分しか上がりません。
だから夜の睡眠の質も低下して、朝起きてもスッキリしません。
では、どうすれば良いか?
いつも通勤している時間になったら外に出て歩いて下さい。
そして昼休みの時間になったらまた外に出て下さい。
何なら近所の定食屋さんに入って食事をしてください。
エレベーターやエスカレーターなどは極力使わず階段を使いましょう。
自転車で行くところはなるべく歩く、そして大切なことは「日中に寝転ばないこと」です。
出社していた時はそんな事していないはずです。
日中に寝る時間が増えれば増えるほど、リモートワーク鬱になる可能性が高まります。
リモートワーク鬱、その原因②机と椅子が合っていない
たまに
「出社するとやっぱり会社の椅子って良いんだな」
と言う人がいます。
多分、自宅の机と椅子が良くないのでしょう。
すごく高いものを買わなくても良いと思うのですが、物にもよりますがダイニングテーブルとダイニングチェアーはやはり長時間座っているとくたびれます。
大手の家具屋さんなどに行って実際に座ってみて下さい。
そして
「座りやすいな」
と感じたものを購入することをお勧めします。
良い姿勢のとり方
- 腰に手の甲を当てます。
- その手の甲のすぐ上の背骨の両脇の筋肉に「グッ」と力を入れて、その背骨を反らして下さい(あなたのこの背骨は恐らく出っ張っていると思いますが、この背骨は本来、反っているものなのです)。
これだけです。
「胸は張らないで良いの?」
はい、胸は張らないで下さい。
胸を張ると逆に悪化する恐れがあります。
座り姿勢を補助する骨盤矯正チェアーがあると比較的楽に良い姿勢をとることが出来ます。
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鬱、自律神経失調症専門
自律神経専門士宮島信広
にしふなリセット整体院
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