薬の飲み方
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あなたは薬の飲み方を知っていますか?
「用法や用量は書いてあるから分かるけど?」
と言うかもしれません。
先日このような話を聞きました。
「今出されている安定剤は強い薬で依存性もあるから本当は飲みたくないんです、、、飲むと調子も悪くなるし、、、」
そこで
「飲みたくないのなら先生に相談すれば良いじゃないですか」
と話したら
「先生に相談しても話を聞いてくれないんです。今診てくれている先生のことをあまり信用していないんです」
と言うような答えが返って来ました。
あなたもこんなやりとりをしていませんか?
「今のやりとりに何の問題あるんだ?」
「私も飲みたくないけど出された薬は仕方がなく飲んでいるよ?」
あなたはプラシーボ効果という言葉を聞いた事がありますか?
プラシーボとは外見上は本物に見えるけど、中身は薬としての成分は入っていない偽薬の事です。
プラシーボ効果とは、医者から
「効果のある薬ですよ」
と偽薬だと知らずに渡されて服用した時に実際に効果が出る事を言います。
これには薬を飲む人が
「この先生が出してくれているのだから効果がある薬なんだ」
と信用する事が大前提です。
では、このプラシーボ効果が「飲みたくないけど仕方がなく飲む」こととどのような関係性があるのでしょうか?
前述した人は
「飲むと調子も悪くなるし、、」
とも言っています。
実際にこの人はこの薬を飲み続けていてどんどん調子が悪くなっていました。
分かりますか?
これもプラシーボ効果なのです。
「飲むと調子が悪くなる」
と信じて服用しているから飲むと調子が悪くなるのです。
強い安定剤には実際に調子が悪くなる成分も入っているので、この効果を心の持ちようで後押しをしていることになるのです。
プラシーボ効果を立証する為に使った偽薬は小麦粉でした。
小麦粉ですら信じて飲めば効くのです。
では、どのようにして薬を飲めば良いのでしょうか?
「この薬は良い薬だ」
「この薬は私を助けてくれる薬だ」
「この薬を飲めば私は元気になれる」
と断定して飲んでください。
そうすれば薬の効き方が違ってきます。
前述したこの人も
「どうせ飲むなら肯定しながら飲んでください」
と伝えたらその翌週には顔色が良くなっていました。
「人生は心一つの置き所」
と中村天風さんも言っています。
なにを飲むかではなく、どういう心持ちで飲むか?
が大事です。
鬱、自律神経失調症専門
自律神経専門士宮島信広
にしふなリセット整体院
https://www.nishifuna-rs.com
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