職場環境整えていますか?
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動悸や不安感で通っている患者さんで、症状がだいぶ落ち着いた人に
「パソコン作業をしていると、肩と腕がパンパンになるんですよ」
と言われました。
肩こりは動悸や不安感が治っている段階で必ず治るものです。
順番としては肩こりがまず治って、その治った状態を継続していくと、しばらくして動悸が治り、不安感が無くなると言う順番です。
動悸や不安感が治っているのに肩こりが出ているのはおかしいのです。
そこで
「どのようにしてパソコンを使っているのですか?」
と聞いたところ
「こんな感じで腕をピーンと伸ばして使っています」
私は驚いて
「何故そんなに遠くにパソコンを置いているのですか?」
と聞いたところ
「書類を手前に置いて、それを見ながらパソコンに打ち込んでいるんです」
との事でした。
手は遠くで使えば使うほど肩や背中に負担がかかります。
こんな体の使い方をしていては肩こりが治る日は訪れません。
ではどうすれば良いのでしょうか?
まずはパソコンを体に近いところに置いてください。
「書類は横に置けば良いの?」
そうですが、それだとパソコンの画面を見て下の書類を見てと言う動作を一日中繰り返すことになります。
やってみると分かりますが、夕方には物凄く疲れてしまいます。
バインダーとタブレット台を使って下さい。
書類をバインダーに挟んで、パソコンの画面のすぐ横にタブレット台を置いてそこに立てかけて下さい。
こうすることによってパソコンの画面と書類を見るのにいちいち顔を向けないでも、目線の移動だけで仕事が出来るようになります。
あと、意外と多いのが足元に荷物を置いている人です。
「ここのところ背中が痛くて、、、」
と言う人が来ました。
もう何年も通っている人で、ほとんど何も症状がなくてメンテナンスで通っている人です。
その人が2ヶ月連続で背中が痛いと言っているのです。
そして先日
「先生、背中の痛みの原因がわかりました」
と嬉しそうにしていました。
話によると、3ヶ月くらい前に会社から防災セットの箱が配られて、その箱を足元に置いていたとの事。
本人としては真っ直ぐに座れていると思っていたそうですが「もしかして、、、」と思いその箱を別の場所に移したら背中の痛みがなくなったそうです。
その箱は20センチくらいの小さなものですが、足元に古い書類の束を置いて斜めに座っている人も少なくはありません。
その環境にいるのがほんの10分くらいならあまり問題はないですが、毎日8時間そこに斜めに座り続けるとどんどん体は悪くなります。
日頃使わない物は足元に置かないようにしましょう。
鬱、自律神経失調症専門
自律神経専門士宮島信広
にしふなリセット整体院
https://www.nishifuna-rs.com
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