食べられない、食欲がない時の対処法
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「最近食欲がなくて、あまり食べられないんです」
と言う人がいます。
この場合、多くの人が
- 油っぽいものを避ける
- お粥など消化に良いものを食べる
- 胃のツボを押してみる
などの方法を用いているのではないでしょうか?
私が
「先生は食欲がない時にはどのように対処しているんですか?」
と聞かれた場合、即答することは
「食欲がない時は食べません」
です。
多くの人が食べることで健康になろうとしています。
それは「◯◯を食べて長生きしましょう!」「◯◯を飲んで免疫力を高めよう!」と言う情報に多く触れているからです。
だからあなたが体調か悪いなと感じた時に
「何を食べれば体に良いかな?」
と反射的に考えてしまうのです。
でもあなたは
「食べないと体力が持たないのでは?」
「ただでさえ体調が良くないのに、、、」
と思うでしょう。
しかし、食べると言う行為はあなたが思っているほど軽いものではないのです。
あなたが食べ物を食べた時、それで終わりではないのです。
体にとって、食べ終わった時からが始まりなのです。
まず、胃に送られた食べ物を消化酵素や胃酸などを分泌して、ある程度消化したら十二指腸や小腸に送ります。
そこでは消化吸収の8割が行われるので、大量のエネルギーを使います。
体調が良くない人にとってはかなりの負担になります。
その結果、食べた後にだるくなったり、強烈な眠気に襲われるのです。
これは脳が機能低下しているものだと考えてください。
どうですか?
これが体に良いと思いますか?
「でも、食べないで仕事が出来るかどうか、、、」
と心配だと思います。
あなたが思うほど食べないと言う事は体に負担はないのです。
負担がないどころか一定の時間食べないでいると、頭もスッキリするし、胃腸も良くなって体調が上がるのです。
「そんな事信じられない」
と言うあなた、オートファジーと言う機能をご存知ですか?
オートファジーとは細胞が自ら古くなった細胞を壊して、そのタンパク質を使い、新しい細胞を合成する作用を言います。
オートファジーによって、細胞内のミトコンドリアが新しくなり、燃焼率が上がり体力が向上し疲れなくなるどころか、心臓、腎臓機能の向上、免疫力の向上、老化の抑制など様々な体の改善がみられます。
東京工業大学の大隅良典教授はこの研究によってノーベル賞を2つ獲得しています。
このオートファジーは飢餓の時に活発になります。
「お腹が空いたな」と言う時です。
では、どのくらい食べないでいるとオートファジーは活発になるのかというと、それは「16時間以上」です。
「え!?無理!」
と言うかもしれませんが、そもそも食欲がないのならそれは脳から「食べないで」と言われているからです。
そんな時は絶好のチャンスだと捉えて断食を始めてみてください。
鬱、自律神経失調症専門
自律神経専門士宮島信広
にしふなリセット整体院
https://www.nishifuna-rs.com
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