パニック障害を根本的に治す方法
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「1ヶ月前からパニック発作が出ていて辛いんです」
と言う人が来院されました。
よくよく聞くと、5年前に初めて発症して、3年前にもパニック発作が出たとのことでした。
その時は、薬を飲んで治したそうです。
私が聞いただけでも3回パニック発作が発症しています。
これって治ったことになるのでしょうか?
私が定義する「治る」とは「症状が出ない状態がずっと続いて、普通に生活している時、滅多な事では発症しない」としています。
この人は、数年の間に何回も発症しているので治ってはいないのです。
「パニック障害は薬で治らないの?」
では、パニック障害で病院にかかった時に処方される薬とは何でしょうか?
ほとんどの場合は安定剤や抗不安薬になります。
安定剤や抗不安薬はどのような薬なのかと言うと、不安な気持ちを改善してくれる薬、、、ではありません。
感情の感度を少し下げるのです。
薬が効いている間は不安な気持ちを感じにくくさせていますが、嬉しい気持ちや楽しい気持ちも感じにくくなります。
服用している間はなんとなくボーとしている感じになります。
そして、根本的に改善しているわけではないので飲み続ける事になります。
パニック障害で心療内科に通っている人は大勢いますが、そのほとんどの人は長期に渡って通院をしています。
「じゃあどうすればパニック障害は治るの?」
あなたは動悸が出ていませんか?
「はい。動悸や不整脈があります」
パニック障害で悩んでいるほぼ全ての人に動悸があります。
実はこの動悸がパニック障害と凄く関係があるのです。
一般的にはほとんど知られていない、パニック障害の成り立ちは以下のようになります。
- 動悸が出る。
- 動悸が出ると「心臓が止まるのでは?」と言う死への不安を感じるようになる。
- それが漠然とした不安感につながる。
- 漠然とした不安感に、例えば美容室などで身動きができない時に「私、大丈夫かな」と言う具体的な不安をプラスしていくとパニック発作がでる。
というような感じです。
パニック障害の大元は動悸なのです。
だから、動悸を治さない事にはパニック障害は根本的には治らないのです。
動悸を改善する薬はありません。
病院に行っても「異常はありません」と言われるだけです。
ではどうすれば動悸は改善するのでしょうか?
動悸は何故出るのかと言うと、心臓の自律神経が弱くなった為に出ています。
心臓の自律神経はどこにあるのかと言うと、背骨の中です。
姿勢が悪くて背骨が歪むと動悸が出るのです。
逆に言うと、姿勢を良くするだけで動悸が改善し、パニック障害も良くなっていくのです。
良い姿勢のとり方
- 腰に手の甲を当てます。
- その手の甲のすぐ上の背骨の両脇の筋肉に「グッ」と力を入れて、その背骨を反らして下さい(あなたのこの背骨は恐らく出っ張っていると思いますが、この背骨は本来、反っているものなのです)。
これだけです。
「胸は張らないで良いの?」
はい、胸は張らないで下さい。
胸を張ると逆に悪化する恐れがあります。
鬱、自律神経失調症専門
自律神経専門士宮島信広
にしふなリセット整体院
https://www.nishifuna-rs.com
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