ツボは効果があるの?
音声で聞きたい方はこちらから
たまに
「良く眠れるツボはないの?」
とか
「痩せるツボってありますか?」
と言うような事を聞かれます。
私は鍼灸師ではないので、あまり詳しくはありませんが、一時期ツボのことを勉強していましたので多少知ってはいます。
果たして、良く眠れるツボや痩せるツボなどは効果があるのでしょうか?
他にも肩こりに効くツボや腰痛のツボ、頭痛に効くツボや生理痛に効くツボなど様々なツボがあります。
それこそ中国4000年の歴史がありますから、国家規模の学問なのでもちろん効果はあります。
しかし、ものの本を読むと、やたらと「◯◯に効くツボ」をむやみに押しても左程効果はなく、それと対になっている経絡にあるツボを活性化、もしくは沈静化しなければならなかったり、押す部分にかなりの明確さが必要だったりと、我々素人にはわからない世界だと言うことがわかりました。
何せプロの鍼灸師が数十年もかけて追及しても解き明かせない世界なのですから。
と言うことは、私を含めてツボの素人が◯◯に効果的なツボを教わったとしても「良く眠れるようになりました」とか「5キロ痩せました」と言うことにはならないし、そんな出来事は聞いたことがありません。
じゃあ、辛い時にはどうすれば良いのでしょうか?
私はいつもこう考えています。
「何故このツボを押さなければいけない事になったのか?」
「なぜ今このツボが活性化しているのか?」
という事です。
鍼灸の世界では「ツボ」ではなく「経絡」で考えるのだそうです。
電車で例えると経絡は線路でツボは駅です。
経絡とは気の流れです。
ツボを刺激して気の流れを正常にするのです。
しかし、ここでも私は
「何故気の流れが滞ってしまったのか?」
と考えます。
そうです。
大元があると考えているのです。
例えば動悸がする人は心臓のツボである「暖中」と言うツボを押すと凄く痛がります。
すると、そのツボを押して心臓の働きが正常になるように行動するのが普通かもしれません。
しかし
「何故心臓のツボである暖中が目覚めてしまったのか?」
を考える方が根本的な解決に繋がるのです。
心臓の働きが悪くなって動悸が出て、心臓のツボである暖中が目覚めてしまった理由、それは、、、
心臓の自律神経が失調した為
です。
私たちの体を支配しているのは誰か分かりますか?
意識でしょうか?
私たちの体の偉大なる支配者は「自律神経」です。
心臓をはじめ、胃腸や腎臓、肝臓、膵臓、肺、血圧、脈拍、血流、消化、吸収、細胞の破壊、合成、ホルモンの分泌などなど。
私たちの体を管理、運営しているのは自律神経なのです。
気の流れは、まだ科学的には未解明なのですが、自律神経が整うと痛かったツボも痛く無くなることから気の流れも自律神経によって管理、運営されていると私は考えます。
では、自律神経はどのようにしたら良くなるのでしょうか?
あなたは自律神経がどこにあるのか知っていますか?
自律神経は脳から出て背骨の中を通ります。
自律神経=背骨
と言うことも出来ます。
背骨が歪むと自律神経はその影響を受けて悪くなって失調するのです。
では、背骨が悪くなる理由は何でしょうか?
それは姿勢が悪いからです。
日頃、良い姿勢で生活する事で、自律神経は改善してその管理、運営能力が最高潮に発揮されるのです。
良い姿勢のとり方
- 腰に手の甲を当てます。
- その手の甲のすぐ上の背骨の両脇の筋肉に「グッ」と力を入れて、その背骨を反らして下さい(あなたのこの背骨は恐らく出っ張っていると思いますが、この背骨は本来、反っているものなのです)。
鬱、自律神経失調症専門
自律神経専門士宮島信広
にしふなリセット整体院
https://www.nishifuna-rs.com
#鬱#起立性低血圧#動悸#不眠症#不安症#不安神経症#パニック障害#統合失調症#産後うつ#頭痛#めまい#逆流性食道炎#食欲不振#自律神経失調症#アトピー性皮膚炎#ダブルハンドリコイルテクニック#drt#トイプードル#犬のいる生活