パニック障害の人がしてはいけない3つの事
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「パニック障害のため仕事を休んでいます」
鬱やパニック障害の人はひどくなると自宅療養になります。
自宅療養と言うとイメージとしては「家でのんびり過ごす」感じではないでしょうか?
実際、自宅療養をしているパニック障害の人のほとんどが、自宅でゆっくりしています。
これは正解なのでしょうか?
あなたはきっと
「自宅療養なんだから、家でしっかりと休むのが良いに決まっているだろう」
と言うでしょう。
果たして、自宅でのんびりすることは良い事なのでしょうか?
パニック障害の人がしてはいけない3つの事
その①のんびりする
「のんびりしなきゃ自宅療養の意味がないだろう!」
と怒られるかもしれません。
正確に言うと、のんびりしても良いのですが
寝てはいけません。
「辛いときには寝ているんです」
と言う人に
「どのくらい寝ていますか?」
と聞くと
「1日のほとんどです」
と言われます。
寝ているとパニック障害の辛い症状は出ないので一見正しいことをしているような感じですが,1ヶ月,2ヶ月経って振り返ってみると
「先月、先々月よりも調子が良くない、、、」
となっています。
何故寝ているとパニック障害が悪化するのでしょうか?
寝ていると当たり前ですが筋肉が落ちます。
すると今までよりも更に起きていることが辛くなります。
すると更に寝ている時間が多くなります。
寝ていることが多いと、気力が低下します。
何もやる気がしなくなるので治そうと言う意欲も無くなります。
できる限り起きていましょう。
座っていて調子が悪くなったらすぐに寝るのではなく、立ってウロウロしてみて下さい。
不安感などは体を動かすとかなり楽になります。
足踏みでも体操でも、なんでも良いので動いて下さい。
パニック障害の人がしてはいけない3つの事
その②無理をする
これとは反対に「頑張りすぎる」人もいます。
「体力をつけるためにランニングをしました」
「スポーツジムに通い始めました」
これも一見良いように思えますが、パニック障害で体調が悪い人にとっては頑張りすぎも逆に体にとって毒となります。
頑張りすぎるとどうなるかと言うと,家に帰ったときにグッタリとなりその後は寝込んでしまいます。
明らかにオーバーワークです。
パニック障害の人は心臓の自律神経が弱くなっているので、高い負荷の運動を行うと心臓が根を上げてその結果、体調が悪くなるのです。
苦しくて口を開けて呼吸をしなければいけないような運動はひとまず控えた方が良いでしょう。
運動でおすすめはウォーキングです。
夏の今でも、朝の早い時間なら涼しいので無理なくウォーキングが出来ます。
パニック障害の人がしてはいけない3つの事
その③ソファーの肘掛けを枕にする
ソファーの肘掛けを枕にしていませんか?
ソファーの肘掛けを枕にしてテレビを見る。
ソファーの肘掛けを枕にしてスマホを操作する。
ソファーの肘掛けを枕にして居眠りをする。
この習慣はパニック障害の大元である心臓の自律神経にとても負担をかけます。
これをしている限りパニック障害は改善しないと断言します。
今、この瞬間からやめてください!