じっとしていられない不安神経症の対処法
音声で聞きたい方はこちらから
「不安感が出てじっとしていられないんです」
不安神経症の人は
「身の置き所がない」
「ソワソワしてしまう」
など動いていないと余計に不安感を感じてしまうのでじっとしていられないのが特徴です。
お話を伺っている時も手や足を触ってみたり、貧乏ゆすりをしてみたり、胸をさすってみたり、常にどこかが動いていなければ気が済まないと言った感じです。
そうでもしていないと、不安感をダイレクトに感じてしまうので本人も無意識なうちにしていることが多いです。
この不安神経症とは何なのでしょうか?
不安神経症とは心臓の自律神経失調症です。
心臓の自律神経が弱くなったために動悸が出ます。
動悸が出ると、心臓が弱くなった事に由来する漠然とした「死の恐怖」が出てきます。
これが不安神経症の不安感の正体です。
じっとしていられない不安神経症の対処法
その①動く
ソワソワしてつい動いてしまうのは脳からのメッセージなのです。
脳から
「動きなさい」
と言われているのです。
あなたは
「脳からのメッセージ?」
「どう言う事?」
と思うでしょう。
脳からのメッセージは結構頻繁に出ています。
あなたが物を取ろうと屈んだ時に腰が痛くなったとしたらそれは
「屈まないで!」
と言う脳からのメッセージなのです。
屈むと腰の中にある筋肉の傷が開くから痛みを出して「それやらないで」とお知らせしているのです。
痛みは体の中の反応です。
痛みが出なければいつのまにか、知らないうちにあなたの腰は果てしなく悪くなって半身不随になっているかもしれません。
痛みは必要があって出ているのです。
不安感も痛みと同じく体の中の反応なのです。
体が必要があって出しているのです。
「どんな必要があってでているの?」
それは
体を動かす必要
です。
だからついついソワソワしてしまうのです。
心臓が弱くなっているので「心臓のはたらきを助ける筋肉をもっと使いなさい!」と言うメッセージなのです。
でも、ついソワソワしてしまうのなら自分の意思でしっかりと動く方が断然不安感は改善します。
筋トレをしても良いと思います。
ダンスを習った事があるのならダンスをしてみて下さい。
ウォーキングをしに外に出ても良いです。
YouTubeで面白そうなエクササイズを見つけても良いと思います。
体を動かす事によって幸せホルモンのオキシトシンが出ます。
朝の日光を浴びる事によって幸せホルモンのセロトニンが出ます。
セロトニンは睡眠ホルモンのメラトニンの元になります。
体を動かす事によって成長ホルモンが出て翌日の体調が良くなります。
体を積極的に動かす事でこれだけの効果があるのです。
ソワソワし始めたら「脳からのメッセージだ!」と思って体を動かしてください。
じっとしていられない不安神経症の対処法
その②顎を引く
ソワソワして動きたくなったらまずは筋トレや体操などをして下さい。
そして動いている間は顎を少しだけ引くようにして下さい。
顎が上がると少し動悸が出やすくなるからです。
免許証の更新の時の写真撮影で
「顎を引いてください」
と言われませんでしたか?
日常的に苦しくない程度に顎を引いておくと不安感が出にくくなります。
鬱、自律神経失調症専門
自律神経専門士宮島信広
にしふなリセット整体院
https://www.nishifuna-rs.com
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