私ネガティブなんです、、、
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「私ネガティブなんです、、、治りますか?」
と聞かれました。
この人は不安神経症で来院された方です。
世の中では
「ポジティブの方が良い」
「ネガティブは良くない」
と言う考えが浸透しています。
ポジティブは言い換えると前向き、ネガティブは後ろ向き。
何か問題が起きても
「大丈夫、何とかなる!」
がポジティブ。
「どうしよう、、、困ったな」
がネガティブ。
私はこの反応自体に問題があるとは思いません。
ポジティブな反応「大丈夫、何とかなる!」と言って何もしなかったらどうでしょう?
それは単なる能天気な人です。
何も考えていない人なだけです。
反対にネガティブな反応「どうしよう、、、困ったな」と言って何か行動を起こしたらそれは思慮深い人と言えます。
一番良くないのがネガティブな反応「どうしよう、、、困ったな」と言いながらなにもしない人です。
この人は何が問題なのかと言うとネガティブな思考が問題なのではありません。
悪いのがわかっているのに行動できないのは
体調不良
だからなのです。
言い換えると自律神経失調症なのです。
この人も不安神経症と言う自律神経失調症でした。
何年もこの状態で生活していましたが、重い腰を持ち上げてようやく来院されました。
不安神経症は心臓の自律神経失調症です。
心臓の自律神経が弱くなって動悸が出やすくなった状態です。
心臓の自律神経が弱くなると「死の不安」が頭をよぎります。
それが「何となくいつも不安」の正体です。
心臓の自律神経は背骨の中にあります。
胸椎1番から出ています。
背骨が歪むと心臓の自律神経の出が悪くなり、自律神経が失調して不安神経症に陥ります。
逆に、背骨をしっかりと真っ直ぐにして過ごせば不安神経症は治ります。
この人も背骨の矯正をして、良い姿勢で生活するようにしてだいぶ不安神経症は改善しました。
ネガティブな話もだいぶなくなりました。
この人のネガティブな考え方は不安神経症からきていたものも多くあったようです。
でも、たまに
「ネガティブな考え方をどうしてもしてしまうのですよ、、、ダメですね」
と言います。
でも今のこの方はネガティブな考えとそれを解決する行動がだいぶ伴ってきているのでそれはそれで良いと思います。
例えば
「私病気なんじゃないか、、、?」
とネガティブな考えが頭をよぎったとしたらすぐに病院で検査を受けると言った行動がともなっているわけです。
以前は体調が悪いと心配ばかりして行動が伴わなかったのですからだいぶ良くなったといえます。
ネガティブな考え方は生命に宿った生命維持装置のようなものです。
無理にポジティブな考え方にしないでもいいと思います。
大切なのは何かあったらすぐに行動に移せるくらいの体調で過ごす事です。
鬱、自律神経失調症専門
自律神経専門士宮島信広
にしふなリセット整体院
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