更年期と更年期障害の違い
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「45歳頃から更年期でもう7年くらい調子が悪いです。」
という人に
「だいぶ長いですね」
と言ったら
「でも、更年期って一般的には45歳から55歳くらいまでだから別に長くはないのではないですか?」
と言われました。
私は
「ん?」
と感じてしまいました。
私とこの人の話にはちょっとしたズレがあります。
それは、この人は「更年期」のことを話していて、私は「更年期障害」の事を話しているという点です。
この人にとってはどうやら更年期=更年期障害の図式が成り立っているようです。
おそらく、更年期に入ると全員が更年期障害になると思っているからだと思います。
私の考えは違います。
わたしがこの人に「だいぶ長いですね」と言ったのは更年期障害の不調の事を言っています。
ホットフラッシュやめまい、倦怠感、不眠などの体の不調です。
これらの不調をすでに7年も患って苦しんでいることが長いと言ったのです。
今あなたが更年期障害に苦しんでいるのならば、わたしが言っていることを理解できないかもしれません。
何故なら更年期=更年期障害と思っているからです。
でも、周りの同年代の人を見てください。
その人はあなたのように苦しんでいますか?
そういう人もいるかもしれません。
しかし
「あの人は同年代なのに何であんなに元気なんだろう」
という人もいるはずです。
更年期は特に女性であれば避けることはできません。
しかし、更年期障害は程度の差こそあれ苦しんでいない人も多いのが実情です。
避けられない更年期、でも更年期障害は改善することは可能です。
更年期障害とは一体何なのでしょうか?
これは私の考え方です。
更年期とは人生のそこまでの総決算です。
更年期までの赤字や黒字を洗いざらいにするのです。
そこまでの人生でどんなふうに考え、行動してきたかを決算するのです。
このブログではお馴染みのボーダーライン理論で説明します。
症状が出るラインを100とします。
99までは症状は出ません。
そして、更年期で受けるダメージを30とします。
更年期前に80あたりにいたら、更年期とともに30のダメージが加わるのでその数値は合計110になるので、めまいやホットフラッシュなどの不調に悩まされます。
しかし、更年期前に60あたりにいたのなら、更年期に入っても90にしかならないので不調は出ないことになります。
この数値は言い換えると「体調」です。
要は、更年期をどれだけ良い体調で迎えることが出来るかということになります。
「それではもうすでに更年期障害の辛い症状で悩んでいる私は手遅れなの?」
いいえ。
そんなことはありません。
仮に更年期で数値が110に跳ね上がってしまったのなら、地道に99以下にしていけば良いだけです。
要は、更年期に入ってからでも体調を良くしていけばめまいやホットフラッシュなどの更年期障害を改善することは可能だと言うことです。
体調を良くする方法の一例
- しっかりと水分を摂る
- 姿勢を良くする
- よく噛んで食べる
- 小麦は控えめに
- よく歩く
- 定期的に背骨の矯正を受ける
などがオススメです。
鬱、自律神経失調症専門
自律神経専門士宮島信広
にしふなリセット整体院
https://www.nishifuna-rs.com
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