睡眠時無呼吸症候群を自分で治す方法
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睡眠時無呼吸症候群の人は寝ても寝た気がしません。
私も以前はそうでした。
夜中に息ができない夢を見て起きたりすることもしばしばありました。
でも、今はよほど油断しなければ出ることはありません。
お医者さんに通って、睡眠時無呼吸症候群用の機械を毎晩つけて寝ている人もいます。
それでも良いと思います。
でも、私が自分自身で治した方法も知っておくとさらに楽になるかと思います。
睡眠時無呼吸症候群を自分で治す方法
その①横向きで寝る
睡眠時無呼吸症候群は上気道が塞がって起きます。
この上気道の閉塞の多くは仰向けの時に起こります。
イビキも同じ理屈で起きます。
イビキの人が横で寝ている時に
「うるさいな〜」
と感じたら肩を押して横向きにしてみて下さい。
イビキが鳴り止みますよ。
眠る時に
「横向きで寝るぞ」
と心に決めて寝てください。
そうする事で睡眠時間の多くが横向きで眠ることができます。
睡眠時無呼吸症候群を自分で治す方法
その②枕の首の部分を高くする
その①で横向きに寝てくださいと述べました。
しかし、人は一晩で20回くらい寝返りをします。
右から左。
左から右。
これを繰り返すわけですが、いきなり右から左になるわけではありません。
間に「仰向け」が一回入ります。
右から仰向け。
仰向けから左。
左から仰向け。
仰向けから右。
と言った具合です。
いくら心に「横向きで寝る」と決心しても少なからずや仰向けが入ります。
睡眠時無呼吸症候群はこの仰向けの時に出るのです。
では、これにどう対処していきましょう。
それは「枕の首の部分を高くする」ことで対処できます。
首の高さを出すと、どのようになるのかと言うと
救急救命士の気道確保
と同じような気道の状態を作ることが出来ます。
少し顎が上がった感じです。
では、どれくらい首の部分を高くしていけば良いのでしょう。
- まずは自分がいつも使っている枕に、頭と首を乗せます。その時の息の吸いやすさを覚えてください。
- 次に手拭きのタオルを縦横に一回づつ畳んで乗せます。
- その枕に頭と首を乗せます。前より息が吸いやすければ正解です。
- 手拭きのタオルは2枚、3枚と追加して行って、その都度頭と首を乗せて、息がさらに吸いやすければ正解。逆に寝づらいと感じたらやりすぎなのでこれ以上タオルは増やさないでください。
- 乗せるタオルの枚数が決まったら枕カバーの中に入れておいて下さい。
私は上記①②で夜中に起きることがなくなりましたし、朝も朦朧とすることも無くなりました。
上記プラス日中に良い姿勢で過ごすとより睡眠時無呼吸症候群は楽になります。