鬱も擦り傷も治り方は同じ?!
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「死ぬこと以外は擦り傷」
と何かの標語で聞いたことがあります。
まあ、鬱と擦り傷が同じとは思いませんが、、、
でも
「鬱も擦り傷も治り方は同じ」
と聞いてあなたはどう思いますか?
「そんな馬鹿な!」
「あり得ない!」
と言うかもしれません。
しかしながら、私の見解は「鬱も擦り傷も治し方は同じ」なのです。
「擦り傷は放っておいても治るのに、鬱は治らないじゃないか」
おっしゃる通りだとおもいます。
確かに擦り傷は放っておいても勝手に治ります。
鬱は家で寝ていても治りません。
しかし、病院などで処方された安定剤で治るのでしょうか?
実際には安定剤は治すための薬ではないので鬱は治りません。
安定剤の目的は今この瞬間の不安感などの不快な気持ちを感じにくくさせているのです。
そして治るまで様子を見ているのです。
だからある程度長い期間がかかると思った方が良いでしょう。
でも、このやり方って擦り傷の治り方「放っておいて治るのを待つ」と同じではないですか?
ただ、擦り傷と違ってすぐに治らないだけです。
そうなのです。
鬱も擦り傷も放っておいたら治るものなのです。
言い換えると
鬱も擦り傷も自然治癒力によって治る
のです。
薬を飲んでも鬱が治らないのは、その薬は治すためのものではないので仕方がない事なのです。
自然治癒力を底上げしてくれる薬があれば良いのですが、あいにく現代医学にはその様な薬は存在していません。
鬱は自然治癒力が少なくなって寝ても治らないのです。
ですから、いかにして自然治癒力を上げられるかが鬱を治すポイントと言えます。
自然治癒力を上げる方法
その①キチンと座る
カイロプラクティック哲学の考え方ですが、自然治癒力は脳の中にあり、背骨の中の脊髄を伝わって神経沿いに発動します。
背骨が歪んで曲がっていると、せっかく自然治癒力が脳から伝わってきても、その力の全てを各器官に伝えることができません。
背骨が歪むのは日常生活習慣が悪いからです。
現代人のほとんどの人がその一日を座って過ごしています。
その座り姿勢をキチンとすることによって、背骨を真っ直ぐに過ごせることになり、自然治癒力が体の隅々まで行き渡ることになります。
そうやって日々を過ごすことにより、寝ている間に少しだけ治って、、、を繰り返すことになり、擦り傷が治るかのように「いつの間にか治っている」状態になるのです。
自然治癒力を上げる方法
その②歩く
歩くことは人間の根本的な状態を維持することが出来ます。
歩くことで良く眠れるようになったり、食欲が出たり、不安な気持ちも治ったり色々良いことが起きます。
逆に歩くことをやめるとどうなるでしょうか?
それは「寝たきり」です。
筋肉が弱くなり、食欲も出なくなり、食べられなくなり、気力もなくなり、、、
元気になりたければ歩いて下さい。
「歩きすぎも身体に良くないんだよね」
とたまに言う人がいますが、そう言う人ほど歩かないです。
私は歩きすぎで悪くなった人を1人も知りません。
私の父は86歳ですが、毎日3時間くらい歩いています。
86歳と思えないほど元気です。
気の済むまで歩いて下さい。