鬱の人が見た目で分かるって本当？？
音声で聞きたい方はこちらから
「私は鬱の人が見た目でわかります」
と皆さんにお話ししています。
軽い鬱の人は少し分かりにくいですが、仕事を休んでいるような人は大体分かります。
もちろん、初診の時の問診票に鬱と書いていない人に
「鬱ですよね？」
とは聞きませんよ。
でも「この人鬱っぽいな」と思って色々尋ねていると
「実は鬱で仕事を休んで療養しているんです」
と言われることがあります。
では、どこで鬱だと言うことが分かるのでしょうか？
鬱の人が見た目で分かるって本当？？
それは
下を向いている
からです。
鬱の人は皆さん下を向いて会話するのです。
目を合わせてくれる人もいますが、ほとんどの人は目を合わせて会話をしません。
世の中の人のほとんどが下を向いて生活していますが、鬱の人は特に下を向いていることが多いのです。
だから、治療院に入ってきた時から「だいぶ下を向いている人だな」とすぐにわかります。
問診票を書いているときに下を向くのは仕方がない事ですが、必要以上に下を向いています。
鬱の人の状態を姿勢が表している感じです。
見た目が変われば鬱も治るの？
と言うことは、鬱の人特有の見た目が変われば鬱は治ると言うことでしょうか？
答えは
「治ります」
です。
何故そんな事が言えるかと言うと、鬱の大きな原因が「自律神経の失調」にあるからです。
鬱の人は自律神経が大きく乱れています。
鬱は
自律神経失調症の王様
と言えます。
鬱の人特有の姿勢は、背中を丸くして、下を向いています。
背骨が大きく歪んだ姿勢をしています。
背骨の中には脊髄神経があります。
自律神経はその脊髄神経の中にあるのです。
鬱の人特有の姿勢を改善して、背骨を真っ直ぐに立てた状態で毎日を過ごしていけば、ジワジワと背骨の中の自律神経が良くなっていきます。
すると、自律神経が良くなるにつれて心臓や各内臓器官もジワジワと良くなっていきます。
すると少しづつ体調が良くなって、そのうちに元気が出てきます。
どんなに病院で
「あなたは鬱です」
と言われても、元気が出たらそれで良いのです。
元気があればなんでもできる！
とアントニオ猪木さんが言っていますが、その通りなんです。
鬱の人の一番改善しなければいけないところは「元気がない」と言う事なんです。
鬱で悩んでいる方はまずは、姿勢改善から取り組んでみて下さい。
とは言っても、一人で取り組むと途中で不安になると思います。
「こんなことやっていても治らないんじゃないか？」
とか疑いも出てきます。
鬱の治療の専門家に手伝ってもらうのが良いでしょう。
