低気圧頭痛、天気が悪いと悪化する本当の理由とは??
「低気圧で頭痛が出るんです」
と言う方は多くいます。
低気圧頭痛というやつです。
低気圧で頭痛がする理由とは何でしょうか?
そして、低気圧が来るたびに頭痛がするのは仕方がないのでしょうか?
「気圧が低くなると人間は膨張する」
低気圧がくると頭が痛くなる理由の一つとして「気圧」が挙げられます。
気圧が低いとはどういうことでしょうか?
例えば高い山を想像してみてください。
上に行けば上に行くほど、空気が薄くなっていきます。
この状態が低気圧です。
山に登る時にポテトチップの袋を持って行ったことがある人ならご存知だと思いますが、ポテトチップの袋がパンパンに膨らんでしまいます。
平地で作られたポテトチップの袋が、山を登って気圧が低いところに行くと気圧の差でこんな現象が起きるのです。
山に登っていなくても、天気が悪い時が低気圧がきている時ですね。
人間の体も袋状なのです。
色々なところが袋のように密閉されています。
もちろん頭もです。
低気圧が来ると頭が少し膨らみます。
頭の大きな血管も膨らみます。
そのことによって、細胞に直接酸素を届ける毛細血管の血流やリンパの流れが阻害されて、頭痛が出てくるのです。
低気圧頭痛、天気が悪いと悪化する本当の理由とは??
しかし、低気圧が来ると頭が膨張するのは頭痛持ちの人だけではなくて、この世に暮らしている人全員です。
にもかかわらず、多くの人が何でもないのは何故でしょうか?
それは
元々の体調によるから
です。
元々、頭痛がもう少しで出る状態で日常を過ごしていたから、低気圧が来て頭痛が出たのです。
もう少し詳しく説明すると、例えば頭痛が出るポイントを100ポイントとします。
低気圧の大きさにもよりますが、低気圧が来たら10ポイントダメージを受けるとします。
常日頃、頭痛が出ないけど95ポイントあたりで生活していると、低気圧が来た時に105ポイントになって頭痛が出てしまいます。
低気圧頭痛、その対処方法と治し方
その①冷やす
膨張したものを小さくするためにはどうすれば良いのでしょう?
それは「冷やすこと」です。
冷やすと物体も気体も縮まります。
頭を氷で冷やしてみてください。
頭の横やてっぺん、後頭部などタオルなどに包まずに直接冷やしてみてください。
氷嚢があるならそれで良いです。
なければフリーザーバックなどを使ってください。
保冷剤などは冷えすぎるので使わないで下さい。
マイナス5度とかになっていますので。
低気圧頭痛、その治し方と対処法
その②締める
良く受験生がねじり鉢巻をして勉強している映像を見ます。
あれは「頭を締めている」のです。
頭は低気圧でも膨張しますが、猛勉強などで使いすぎても膨張します。
その膨張した頭を締めると楽になります。
加減は必要なので楽な加減を探してみてください。
低気圧頭痛、その治し方と対処法
その③日頃の体調をアップする
日頃の体調をアップして、頭痛のポイントを下げておくと低気圧が来ても頭痛が出なくなります。
頭痛ポイントが95ポイントだと、低気圧が来た時に105ポイントになって頭痛がでます。
では80ポイントまで下げれば低気圧が来ても90ポイントまでしか行かず、頭痛が出ません。
頭痛ポイントを下げるためにはどうすれば良いのでしょうか?
それは
キチンと座る
です。
頭の土台は骨盤です。
座り方が悪くて骨盤が歪むと、頭も歪んで頭痛になりやすくなります。
背骨の矯正とキチンと座ることによって良い姿勢をキープすることで頭痛ポイントは早期に少なくなって、低気圧頭痛は治ります。