春は自律神経失調症の季節??
昔から「春は自律神経失調症の季節」と言われています。
春になるとめまいがしたり、眠れなくなったりする人が多いからです。
気温の上がり下がりが他の季節よりも多いからと言われています。
でも、それならば秋も気温の上がり下がりが多いような気がしますが何故、春が自律神経失調症の季節なのでしょうか?
それは
冷えるから
です。
?
と言う人もいるでしょう。
冷えるのが原因なら、冬の方が冷えるのでは??
冬は冬の代謝があります。
冷えないように体が変化するのです。
春が何故冷えやすいのかと言うと、それは
季節を先取りしているから
です。
朝の情報番組を見ていると
「今日は春らしい陽気ですから薄着でも大丈夫です」
とか言っています。
でも、春の気温は変わりやすいのです。
昼間は確かに暖かかったのに、夕方から夜にかけてほぼ冬のような気温になることもしばしばあります。
春を先取りしてしまうと、つい薄着がちになります。
「もう春だから」
「もう3月だからダウンジャケットはないよね」
と適切な服装を選べなくなってしまうのです。
この点、秋を先取りした場合、早めに暖かい服装を選ぶことになって、逆に冷えから遠ざかります。
ここに、春と秋の違いがあるのです。
冷えは自律神経失調症の大敵なのです。
冷えると自律神経失調症が出やすくなったり、悪化したりします。
自律神経失調症が春に出ないようにするために
その①冬着を仕舞わない
暖かい格好で出かけましょう。
暑いと感じたら脱げばいいのです。
3月や4月でもドカ雪が降る時がたまにあります。
そんな時にものすごい薄着で来られる方もいます。
「何でそんな格好なんですか?」
と聞くと
「ダウンジャケットはもうクリーニングに出しちゃったんですよ。また出して着るのは勿体無いから」
と言う人がほとんどです。
まだまだクリーニング屋さんに冬服を出すのは待ってください。
早めに出してしまう一つの理由として
クリーニング屋さんのキャンペーン
があります。
クリーニング屋さんも、お客さんを他店よりも早く獲得しないといけないので
「3月中はクリーニング料金半額!!」
などのキャンペーンを打ってきます。
このキャンペーンに乗らないで春の間はそのままハンガーに吊っておいてください。
自律神経失調症が春に出ないようにするために
その②常温の水を飲まない
冬の間は暖かい飲み物を飲んでいた人も、春になって春の気温が15度を超えてくると冷たい飲み物を飲む機会が増えます。
自律神経失調症の人は冷たい飲み物は避けた方が良いです。
お腹が冷たい人に
「冷たい飲み物を飲んでます?」
と聞くと
「常温を飲んでます」
と答える人がたまにいます。
常温が体に良いのかと言うと、この時期の常温は恐らく10度くらいだと思います。
冷蔵庫で冷やした飲み物よりも温度は高いですが、体温からすると低過ぎます。
試しに水を入れたコップを洋服をめくって自家にお腹に当ててみてください。
ヒャッとなりますから。
それくらいの温度のものを直接内臓に入れていると言うことです。
春の常温は避けましょう。