胃腸の不調、その3つの改善策とは??
当院には胃腸の張り、不調を訴える方も来院されます。
病院では「異常なし」と診断を受けている方々です。
健康な人を「白」、病気の人を「黒」とすると胃腸の不調を訴えているのに病院で「異常なし」と診断された人は「グレー」に当てはまります。
病院ではこの「グレー」の人を相手していないのです。
では医学的に病気ではないこのグレーの人々はどうしたら改善するのでしょうか?
胃腸の不調、その3つの改善策
その①背骨を整える
驚かれる人も多いと思いますが、背骨の矯正により胃腸の不調は改善するのです。
その理由は
胃腸の自律神経が背骨から出ているから
です。
矯正前に胃や腸を触ると張りがあり少し強めに押すと「イタタタ」と言われます。
そして背骨の矯正をしてその直後に胃腸を触ると緩んでしまっていて「痛くないです!」と驚かれます。
それくらい背骨と胃腸は繋がっているのです。
そして矯正後の良好な背骨の状態が長く続くと毎日少しづつ胃腸の不調が改善していきます。
胃腸の不調、その3つの改善策
その②アレルゲンを摂らない
世の中には沢山のアレルゲン物質があります。
そのアレルゲンを摂らないようにしましょう。
「私には何もない」
「医者には何も言われていない」
と言う方がほとんどだと思います。
ただ、たくさんの人を治療しているとわかることがあります。
それは
日本人には小麦が合わない
事です
お米アレルギーは聞いたことがありません。
小麦アレルギーの人は多いです。
自分が小麦アレルギーと思っていない人がとても多いです。
背骨の矯正をした後にお腹を触るとほとんどの人が緩んで改善しています。
しかしたまにお腹の張りがあまり変わらない人がいます。
こんな人に
「パンとかパスタは好きですか?」
と聞くと
「毎日食べています」
と答えます。
たまには良いと思いますが「毎日」はやめてくださいとお伝えして小麦の量を減らしてもらいます。
すると次の週にはお腹の張りが少し改善しているのです。
小麦が多く食生活に取り入れられたのは戦後からです。
日本人はお米との付き合いは長いけど小麦との付き合いは短いのです。
きっとイタリア人には小麦アレルギーはないのかな?と思っています。
胃腸の不調がある方はなるべく小麦を常用にしないで下さい。
朝はご飯と納豆などにしましょう。
胃腸の不調、その3つの改善策
その③よく噛む
特に胃の不調を訴える方はこれに気をつけてください。
噛むと言う事は胃の負担を減らしてあげる事につながります。
あまり噛まないと砕けていない未消化のものを丸ごと胃が処理しなければならず、これが胃の疲労に繋がって不調を招くのです。
「じゃあ負担がないように柔らかいもの、お粥などにした方が良いのですか」
とよく聞かれますが不正解です。
噛むことは食べ物を砕く事と【唾液を出す事】をしているのです。
唾液を出して異物である食べ物と自分の細胞である唾液を混ぜ合わせて食べ物を自分の一部として胃に送っているのです。
30回噛んでください。
制癌作用のあるホルモンも入ってますし、血管を若返らせるホルモンも入っています。
これらがただで使い放題なのです。
使わない手はないですよね。