スマホ脳???
つい先日テレビでスマホ脳について放送されていました。
番組によるとスマホの使いすぎによって集中力がなくなったり、夜眠れなくなったりと言った体調不良を訴える人が増えているそうです。
番組によるとスマホ自体が悪いと言うわけではなくあくまでも付き合い方によるものだそうです。
ではスマホ脳にならないようにするためにはどのように扱っていけば良いのでしょうか?
スマホとの付き合い方
その①スマホの位置
番組ではこの事については述べられていませんでしたが、私の臨床経験上ではスマホをどこで見ているかで体調の良し悪しに関係する事がわかっています。
脳に悪いスマホの位置、それは
下で使う事
です。
頭を20度傾けると脳内の血流は40パーセント程下がる事が研究の結果わかっています。
たった20度でです。
世の中を見回してみてどうでしょうか?
電車の中などでのスマホの見方はどうでしょう。
ほとんど真下を向いている人もいます。
20度下を向くだけで脳の血流が40パーセント減るのに真下を向いていたらどれだけ血流が減るのでしょうか?
その状態が長ければ長いほど集中力ややる気が減っていきます。
そのせいで頭痛やめまいなどにかかる人もいます。
スマホを使う位置を上げましょう。
目線までとは言いませんが下を向かないでも見られる位置まで上がると脳が疲労しにくくなります。
顎を引いて目線で見られる位置でスマホを扱って下さい。
その際脇を開けてスマホを上げると疲れやすくなります。
技術の進歩でスマホは軽くなりましたが腕が重いのです。
脇を閉めて肘を曲げるだけでもスマホの位置は上がります。
スマホとの付き合い方
その②正しい姿勢
頭の血流は骨盤や背骨次第でもあります。
頭が屋根だとすると骨盤は土台で背骨は柱とイメージして下さい。
屋根が傾いていて屋根だけしか見ない大工がいるでしょうか?
屋根が傾いているなら家の基礎をチェックしたり、柱が曲がっていないかをチェックするはずです。
土台が曲がっているのに屋根だけ直しても意味がないからです。
体にも同じ事が言えます。
骨盤や背骨が曲がっているのに脳の血流だけ増やそうとしても大きな変化は期待できません。
良い姿勢で生活して下さい。
特に座り姿勢を正して下さい。
背骨の矯正と正しい姿勢のキープでスマホ脳は早期に改善出来ます。
正しい姿勢で座ってスマホを使うときに下を向かないようにすると脳内の血流が正常に保てて健康な脳になります。