逆流性食道炎は薬で改善する?
逆流性食道炎は薬で改善するのでしょうか?
答えは効果があったりなかったり、、、
これ飲めばスッキリするよ!と言うものは無いでしょう。
逆流性食道炎は胃酸が食道へ込み上げて食道を胃酸でただれさせたり、その症状としてムカムカしたり、吐き気がしたり、ゲップがしたりします。
では逆流性食道炎の薬は何故効かないのでしょうか?
それは
炎症を鎮める薬だから
です。
ほとんどの人が「??」ではないでしょうか?
逆流性食道炎は胃酸で食道が炎症しているのだから効果はありそうですよね?
でも
炎症するのは逆流しているせい
ですよね。
この逆流を止める薬があるなら薬もだいぶ効果的と言えますが今のところこのタイプの薬はないようです。
端的に言ってしまうと原因を治すのではなく結果のみにアプローチしているから改善しないのです。
ではどうしたらこの逆流を止める事が出来るのでしょうか?
逆流性食道炎の改善方法
当院では逆流性食道炎の人もだいぶ改善しています。
でも笑われるかもしれませんが体の中で何が起こって改善しているのかわからないのです。
逆流性食道炎に限りませんが体は寝ている間に勝手に色々なことをして治っていくのです。
それは「食べた肉がタンパク質になって細胞を作って、、、」なんて事を理解しないでも、また意識しないでも自動でしてくれているのです。
では逆流性食道炎を改善するためにしなくてはいけない事とは何でしょう?
それは
自律神経の改善
です。
私たちの体は自動で治るのですが、それは「脳が自律神経を使って」治しているのです。
自律神経を改善するためにやらなければいけない事
その①背骨の矯正
自律神経は背骨の中にあります。
背骨が歪むと中にある自律神経も悪くなり胃や食道の自律神経も悪くなり結果的に逆流性食道炎になります。
その歪んだ背骨を矯正して真っ直ぐにすると胃や食道の自律神経が改善して寝たら治る体になります。
自律神経を改善するためにやらなければいけない事
その②良い姿勢のキープ
背骨が真っ直ぐになると胃や食道の自律神経が改善して寝たら治る体になります。
しかし1日や2日で治るものではありません。
胃や食道も筋肉で出来ています。
ただし腕や脚の筋肉と違います。
胃や食道は平滑筋という筋肉です。
腕や脚は横紋筋という筋肉です。
腕や脚の筋肉は疲れやすいですが疲れがとれやすい傾向があります。
胃や食道の筋肉は疲れにくいけど疲れがとれにくい傾向があります。
だから長い間背骨を良い状態に保たなければいけません。
背骨の矯正を受けたら良い姿勢をキープして下さい。
そうする事によって毎日寝たら少しだけ治るのです。
それを1ヶ月2ヶ月と続けていけばいつの間にか改善していくのです。