息苦しさは肺のせい??
息苦しさを訴える方が来院されました。
呼吸器科に行っても異常無しとの事で漢方薬が出されたそうです。
「自律神経だね」とも言われたそうですが具体的な説明や指導などはありませんでした。
この「息苦しさ」は病院の範疇ではないのです。
ではこの息苦しさの原因は何でしょう?
息苦しさの原因
その①横隔膜
呼吸は主に上半身の筋肉を使って行います。
あとお腹の奥の筋肉である横隔膜も使います。
この横隔膜が硬くて弾力がなくなると呼吸がしにくくなって息苦しくなります。
この方もみぞおちを触ってみるとかなり硬くなっていました。
息苦しさの原因
その②心臓
具体的には心臓の自律神経が悪くなっていると言う事です。
心臓は自律神経からの指令によって動いています。
しかしなんらかの理由でその自律神経の力が低下してしまうと心臓の働きが弱くなり苦しい感覚が出てきます。
息苦しさの改善方法
横隔膜が硬くなっているならほぐせば良いですよね?
横隔膜は肋骨の内側にあるので指を差し込んで中に入れていけばほぐせます。
ただしあまりやりすぎると肋骨の軟骨を痛めてしまうので注意が必要です。
ただこのやり方には問題があります。
それは
すぐに元に戻る
事です。
横隔膜は筋肉です。
肩や腰などの筋肉と同じ種類です。
肩こりの人なら肩を揉んだ事やマッサージを受けた経験があると思います。
どうでしょうか?
その日のうちに肩こりが戻りませんでしたか?
硬くなった筋肉をほぐしたりストレッチをするということは根本解決にならないのです。
ではどうすれば良いのでしょうか?
それは
背骨の矯正を受ける
事です。
横隔膜は背骨で言うと背中と腰の繋ぎ目あたりにくっついています。
ここが丸く歪んで硬くなると横隔膜も一緒に硬くなります。
心臓の自律神経は背中の上の背骨から出ています。
ここが歪むと動悸が出たり、苦しくなります。
背骨の矯正を受けると根本的な改善に近いことが出来ます。
息苦しさの本当の根本解決とは?
背骨の矯正が息苦しさの改善だと述べました。
では何故背骨が歪むのでしょう?
それは
姿勢が悪いから
です。
今回訪れた方も問診している間ずっと背中を丸くして話していました。
背中を伸ばすと実はスラッとして素敵な方なのにもったいないです。
背骨を矯正して良い姿勢をお伝えすると「スッキリしました」と言っていました。
このお伝えしている良い姿勢は特なことしかないです。
背が高く見える。
痩せて見える。
スタイルが良く見える。
代謝が上がる。
風邪をひかなくなる。
明るくなる。
もちろん気になる症状も良くなります。
是非試して下さい。