肩の痛み、、、首のヘルニアの治し方
1日に2回ほど肩に激痛が走る方が来院されました。
上を向いてもらうと
「同じような痛みが右肩に走ります」
と言いました。
上を向いて痛みが走る場合は首のヘルニアが疑われます。
上を向くことによって神経か圧迫されるために痛みが走るのです。
これは首のヘルニアの症状です。
首のヘルニアの改善方法
その①背骨の矯正
首の骨がズレたことによって起きている症状ですが、背骨全体の矯正が必要です。
整形外科などの病院では首の牽引など首の治療だけを行います。
では何故首のヘルニアの治療を全体治療にしなければいけないのでしょうか?
それは首の土台が腰、骨盤、にあるからです。
家で言えば土台や柱です。
首にあたる屋根が傾いたときに屋根だけ治す大工はいるでしょうか?
恐らく土台や柱をチェックして問題が有ればそこから直すと思います。
人体も同じです。
土台が歪んだからその結果、首の骨がズレてヘルニアになっているのですから土台から治すのは当然と言えます。
しかしながら、多くの病院や治療院ではこれがなされていません。
当然のごとく首のレントゲンを撮って首の牽引をしたり、痛みの範囲を見てヘルニアの部分を特定して首の矯正をしたりします。
その結果は皆さんがご存知の通りです。
治らないか長く辛い思いをするのです。
首のヘルニアの改善方法
その②良い姿勢のキープ
首だけではなく背骨全体の矯正の必要性を述べました。
何故ならそれが根本的な治療につながるからです。
最速で確実に結果が出ます。
ではそれが真の意味で根本的な改善になっているのでしょうか?
それは違います。
皆さんは何故背骨が歪むのかわかりますか?
それは
姿勢が悪いから
です。
姿勢が悪いから骨盤が歪んでその結果首のヘルニアで苦しむことになるのです。
姿勢を良くしましょう。
首のヘルニアの改善方法
その③顎を引く
以上のことを徹底しているのに良くならない方にお伝えしていることがあります。
それは「顎を引く」事です。
首のヘルニアの方々に共通しているくせがあります。
それは「顎が上がっている事」です。
この事をお伝えすると
「免許の写真撮影の時にいつも顎を引いてくださいと言われてる」
と言う方がほとんどです。
これは日常の癖なので誰かに指摘されるまでは本人的には気が付かないのです。
そして顎を引いた状態を維持すると首のヘルニアの痛みは改善していくのです。
これは首のヘルニアの痛み以外にも動悸や息切れ、不安症の改善にも有効ですので是非試してみてください。