起立性低血圧の人がしてはいけない3つのこと
起立性低血圧または起立性調節障害とも言います。
思春期に起きる自律神経失調症で朝起きあがろうとすると頭痛や吐き気、めまいなどで起き上がることが困難になる症状です。
この起立性低血圧は長期化すると改善しにくくなります。
長期化する理由として学校での対人関係、昼夜逆転などが挙げられます。
対症療法で誤魔化さないで早めに根本的な解決が必要です。
当院での治療法
背骨の矯正
起立性低血圧は自律神経失調症です。
その自律神経は背骨の中にあります。
その中でも特に心臓の自律神経の働きが弱くなっているのが起立性低血圧です。
寝ている時と起きた時では起きた時の方が心臓の働きを強める必要があります。
しかし心臓の自律神経が弱くなり起きた時に血圧が上がらず頭の中に正常な量の血流が確保できないために頭痛や吐き気、めまいといった症状が出るのです。
その弱くなってしまった自律神経の働きを背骨の矯正をすることによって正常な状態に戻していきます。
そしてその真っ直ぐになった良好な背骨の状態をずっとキープすれば毎日少しづつ改していきます。
起立性低血圧の人がしてはいけない3つのこと
その①体育座り
背骨の矯正と良い姿勢のキープで最短で起立性低血圧は改善可能です。
そしてその他に悪しき習慣から脱却しなければなりません。
その一つに体育座りがあります。
学校で推奨されているのでほとんどの人は疑問に思っていないでしょうが、体育座りは「百害あって一利なし」です。
背骨のわん曲がなくなってしまうのと、骨盤や尾骨が前に押されて歪みやすくなります。
特に女性は生理不順などの症状が出やすくなります。
起立性低血圧の人がしてはいけない3つのこと
その②ソファーの肘掛まくら
起立性低血圧のお子さんに聞くと大概しています。
ソファーの肘掛を枕にしてスマホを見たりTVを見たりしています。
この姿勢は特に心臓の自律神経が出ている背骨の部分に悪影響がでます。
前述した良い姿勢で座るか立つかして下さい。
起立性低血圧の人がしてはいけない3つのこと
その③低い机で勉強
ほとんどの起立性低血圧のお子さんのご両親に
「お子さんの机は小学一年の時と高さを変えていますか?」
と聞くと
「変えたことはないです」
と答えます。
身長がだいぶ高くなったのに机は高さが変わらないとずっと下を向いて勉強することになります。
前述した良い姿勢をしたらなおさら下を向くことになります。
大抵の学習机なら調節できるようになっています。
体にあった高さに調節してください。
調節できない机の場合はノートや教科書の下に何かの硬い箱や新聞の束などで高さを出してみてください。
※体にあった高さとは正しい姿勢をして顎を引いた時に下を向かないで目線で見える高さです。