産後の腱鞘炎の治し方とは?
出産した方に多いのが腱鞘炎です。
ホルモンバランスの影響もあり痛めやすいようです。
病院では腱鞘炎は長く患う事が多いです。
ただ当院では比較的早く腱鞘炎は改善しています。
それには腱鞘炎はどうして起こるのかが理解していないといけません。
腱鞘炎の起こる原因とは?
①使い方
出産した人が腱鞘炎になる理由の最も多い事が「使い方」です。
お子さんを生むと生活が一変します。
今までしていなかった事を毎日することになります。
その1番多い事が
抱っこ
です。
抱っこし始めてから腰が痛いとか肩が凝るなど仕方がない部分はありますが、抱き方を変えると改善する場合も多いです。
腱鞘炎も抱き方が悪くて痛みが出ています。
具体的には掌を縦にして抱っこすると腱鞘炎が痛みます。
腱鞘炎の起こる原因とは?
①下を向く
腱鞘炎を起こしている指の神経は背骨から出ています。
子育てが始まると今まで以上に下を向く事が多くなります。
すると指の神経が出ている背骨が歪んで腱鞘炎になりやすくなります。
腱鞘炎の改善方法
①救い上げる
掌を赤ちゃんの頭や背中に差し込んで掌を天井に向けて救い上げて下さい。
この抱き方では腱鞘炎は痛みません。
同様に軽いからと言って洗濯物などをつまみあげたりしてはいけません。
何回もやっているとチリも溜まって痛くなります。
軽いものでも救い上げて下さい。
腱鞘炎の改善方法
②下を向かない
下を向かないと子育てができないと言われますが不必要に向かないでくださいという事です。
一番多いのが「授乳している時赤ちゃんの顔を見ているときに下を向いている」事です。
結構な頻度で長時間下を向いていることになります。
「下を向かないでも授乳出来ますよね?」
「、、、そうですね」
と皆さん答えるので下を向かないで授乳してもらってます。
あと子育てしていると姿勢が悪くなる人も多いです。
姿勢も気をつけるととても早く腱鞘炎が治ります。