月経前症候群(PMS)の改善
月経前症候群(PMS)とは月経前、3~10日の間続く精神的あるいは身体的症状で、月経開始とともに軽快ないし消失するものをいいます。
当院にもPMSで悩んでいる方が来院されます。
ネットで調べても「その原因はハッキリとしません」と書かれていますので病院でも明確な薬は処方されないことが多いようです。
それでも当院の治療でPMSは改善例が多くあります。
ではPMSは何を改善すると良くなるのでしょうか?
PMSの原因
それは
腰、骨盤の歪み
です。
そのほかにも仕事のストレスや不摂生などがありますが大きな原因を占めるのが「腰、骨盤の歪み」です。
子宮、卵巣の神経は腰、骨盤から出ています。
この神経はもっと具体的に言うと「自律神経」です。
自律神経とは運動神経と違って勝手に働いてくれるものです。
知らないうちに勝手に治してくれたり、勝手に良くしてくれたりしてくれるのです。
逆に言うと腰、骨盤の自律神経の状態が悪いと勝手に良くしてくれたりしないのです。
皆さんは日々、色々なストレスにさらされています。
これを放っておくとどんどん体は悪くなる一方です。
それでも体が悪くならないのは自律神経の働きで寝ている間に体が良くなっているから、次の日にはまた新しいストレスに対応出来るからなのです。
でも、その肝心な自律神経の状態が悪かったらどうなるでしょう?
様々なストレスを受けます。
↓
自律神経の状態が悪くて全てのストレスを改善できませんでした。
↓
次の日にまた新しいストレスをついかします。
↓
またその日のうちにストレスを解消できないで次の日に持ち越します。
を繰り返します。
これを数ヶ月、もしくは数年繰り返してPMSが発症します。
PMSの根本治療
簡単に言えば
腰、骨盤の自律神経を改善する
ことです。
言い換えると「腰、骨盤の歪みを改善すること」になります。
腰、骨盤の歪みの改善方法
その①背骨の矯正
手っ取り早く背骨の歪みを治すのならば矯正が早いです。
問題が腰、骨盤にあるからと言ってそこだけ矯正するよりも背骨全体を矯正したほうが効果的です。
腰、骨盤の歪みの改善方法
その②姿勢
そもそも何故背骨が歪むのかというとそれは
姿勢が悪いから
です。
姿勢を良くすることによって腰、骨盤の歪みが改善されてされてPMSの根本治療につながります。
そのほかの原因について
どんな症状でも言えることですが、原因が一つという事はありません。
仕事のストレス、対人関係、食べ物飲み物、気候、住居、、、などなど。
コントロールできるものはコントロールすればいいと思います。
しかしコントロールできないものをコントロールしようとしている方が多すぎます。
対人関係や仕事のストレスは一見コントロールできそうでコントロールできていない人がほとんどです。
であればそれは手放してコントロールできる「姿勢のキープ」をやってみてください。
やれることからコツコツと!ですね。