鬱も姿勢から?
当院は鬱に悩む方も来院されます。
「何故鬱病で整体?」
と思う方も多いかと思います。
普通に考えれば鬱と言えば精神科、心療内科ですよね。
抗不安薬、安定剤などが主な治療法になります。
でもその薬が効かない方はどうすれば良いのでしょうか?
その処方された薬が効かなかった場合、一般的にはそれよりも強い薬が処方されます。
それで楽になればいいと思います。
でもそれでも楽にならなかったときはお医者さんは
「これ以上強い薬は出せません」
なのです。
こうなったらもう病院では治療できないという事です。
そんな患者さんが当院に訪れます。
私はいつも初診の方の問診表を書くときの「姿勢」をチェックしています。
鬱で来院される方のほとんどは
うつむいています。
これはほぼ100%だと思います。
「私は鬱です」
と胸を張って主張する方はいません。
肩こりで来院される人でも
「この人は鬱だな」
と思って色々聞いていると
「実は安定剤を飲んでいます」
と告白される場合もあります。
何故わかるかというと
うつ向き加減
でわかるからです。
鬱=うつ向き
と言っても過言ではないのです。
鬱の改善方法
うつ向きが鬱と一致するのならうつ向きをしないようにすれば良いのです。
スマホが生活の主流になっている現在では、毎日下を向く事が多くなっています。
仕事でもパソコンワークばかりでほとんどが下を向いていますので仕事でも、私生活でも下を向く事になります。
うつ向くということは下を向いていることですからこれが鬱の原因になっている事になります。
※私の考えですが、鬱をカウンセリングで治すのは困難です。
もしかしたら瀬戸内寂聴さんなら可能かもしれませんが、それは針先で針先を制するのに似ている気がします。
1番簡単なのは
体をコントロールして精神を改善する
事なのです。
体をコントロールするのは少し苦労しますが、精神をコントロールするよりも簡単です。
そして鬱は体がうつ向き状態から発症するとするなら、体をコントロールすることで最短で改善する事ができるのです。
実際、当院に通っている鬱患者さんの多くが改善していますが、私はカウンセリングなどは一切行っていません。
していることは、背骨の矯正と良い姿勢のキープ方法をお伝えしているだけです。
この良い姿勢をとりやすくするために、スマホは目線の高さに上げる、パソコンは5センチ程度の台を作って上げることをオススメします。
鬱は自律神経失調症の中では重症です。
いきなり鬱にはなりません。
肩こりなどは比較的早く改善出来ますが、重症の鬱は少し時間がかかります。
それでも背骨の矯正と良い姿勢のキープは鬱を根本から改善するので改善したらほとんど再発の心配はなくなります。
是非取り組んで下さい。