寝たら治るようになりました。
「最近、疲れたな〜って思っても寝たら次の日はスッキリしてるんですよね。」
と言われました。
この方はもうかれこれ5年くらい通っている方です。
最初のうちは週に一回くらい通っていましたが、今は月に一回だけです。
「でも、一ヶ月くらい経つと寝ても少しだけ残るようになるんです。だから先生のところは月に一回来てるんです」
ともおっしゃいました。
「◯◯さんの今日の背骨の状態は80点でとても良いです。でも、私が治療した後が100点だとしたら少し悪くなっていますからその分寝ても少しだけ残るんですね」
とお伝えしました。
どんな症状でも
「寝たら治る」
のです。
起きている時に揉んだり、矯正を受けたりしてその場は楽になっても、細胞レベルでは治っていません。
寝ている時に脳が細胞を合成したり成長ホルモンを出したりして治していくのです。
寝て治る人と治らない人の違いとは?
とは言っても誰でも寝て治る体なのです。
しかし
「私の腰痛は寝ても治っていない」
と言う方が大勢いるのも理解しています。
これは
治る量と負担の量の割合の問題
なのです。
どう言うことかと言うと、毎日治る量が20だとして重いものを持ったり、長時間座っていたりして負担の量が30だと治る量を負担の量が上回って寝ても治らないのです。
寝て治る人の場合
当院に来ているこの方は背骨の状態がとても良いので治る量が50で、姿勢やその他の生活にも気を付けているので負担の量が20なので治る量が負担の量を大きく上回っているので、毎日寝たら治ります。
寝ても治らない人の場合
背骨の状態が悪いので治る量が30で、姿勢にも気を付けていなくずっと座りっぱなしなどにより負担の量が40で治る量を負担の量が上回って毎日不快な症状に悩まされることになります。
今流行りのコロナウィルスですが、以前免疫学者の先生が
「体内に100万個ウィルスが入ると発病する」
と言っていました。
これにも上記の理論が成り立つと私は考えます。
毎日健康に気を付けている人の免疫細胞が食べてくれるウィルスの数が50万個として(例えばの話です)、スーパーに行ってもらうウィルスの数が10万個なら寝て起きたら体内のウィルスはクリーンになっています。
でも不健康な方(持病を持っている方など)の免疫細胞がウィルスを食べる数が20万個として、カラオケに行ってもらうウィルスの数が80万個、次の日に飲み屋に行って50万個もらえば2日間の合計が100万個をこえるので発症します。
寝たら治る体になるために
考えられうる健康に良いことをやりましょう。
食べ物飲み物、良く噛む、湯船に浸かる、歩く、よく寝る、、、
私のお勧めは
背骨の矯正と良い姿勢のキープ
です。
背骨を継続的に整えることは自律神経の調整をしていることになります。
体を整えるのは自律神経です。
定期的な矯正とその矯正後の良好な状態をキープすれば寝たら治る体になります。