膝の痛みの改善方法
膝が痛い方も多く来院されます。
私も昔は膝の関節の調整を行なっていました。
捻ったり、押し込んだら、引っ張ったり、ゆらゆらと動きをつけてみたり、、、
今は全部やめてしまいました。
それは何故かというと、あまり効果がなかったからなんです。
良くなる人ももちろんいましたが、効果がなかったり、その効果が持続的でなかったり。
今流行りのSDGSの「持続可能な」が出来なく、その効果が一時的だったからやめたのです。
それでは今はどうやって膝の痛みを改善させているのでしょうか?
膝の痛みの改善方法
その①背骨の矯正
背骨の矯正です。
膝は検査の時に少しだけ触りますが治療はしません。
「そんなことで治るの??」
と言われそうですね。
恐らく治療に携わっている人でも「?」がつくと思います。
私だって15年くらい膝の矯正をしていましたから。
でも、背骨の矯正だけで膝の痛みのほとんどがなくなります。
それは何故かというと、膝の大元が腰の神経だからです。
今までの膝の矯正が効果がなかったり、効果が持続的でなかったりしたのは、大元である腰の神経を整えていなかったからなのです。
膝の元栓が腰にあると思ってください。
元栓が締まったまま蛇口捻っても効果的ではありませんよね?
その元栓を開けるのが背骨の矯正と言うことです。
膝の痛みの改善方法
その②座り姿勢
「膝はどうすると痛いですか?」
「立つ時に痛みます」
と良く言われます。
これは立つ時に荷重が膝にかかる、、、、からではなく座り姿勢が悪いためです。
腰が痛い方も立つ時が痛いと言います。
これも座り姿勢が悪いためです。
背中を丸めて座っていて、立ち上がる時に急に背中を伸ばす時に痛みが出るのです。
それならそもそも丸めて座らなければ良いのです。
きちんと座っていると立つ時に膝が痛くないのです。
膝の痛みの改善方法
その③冷やす
温めている人は多いと思いますが、冷やしている人はいないと思います。
「え!冷やして良いの?!」
これは全ての膝の痛みに対して効果的とは言いません。
特に上記の方法を徹底しているのに、相変わらず痛みがある方が対象です。
そして自分で膝を触ってみて触った箇所が痛かったり、熱っぽかったりしたら冷やしてみて下さい。
要は炎症していると言うことです。
冷やし方は1時間に20分くらい、やや溶けかけの氷で冷やします。
タオルに包まず直接冷やします。
※アイスノンや保冷剤は使わないでください。(マイナス5度くらいに冷えているので凍傷になります)
膝の痛みの改善方法
その④歩く
痛い人は痛みがある程度良くなってからにしてください。
痛いのに庇って歩いていると余計に背骨が歪んで悪化します。
歩くと膝の関節が潤うだけでなく、腰を含めた背骨の動きも活発になり
元気になります。
歩いている人は元気で丈夫です。
歩けるようになったら歩いてください。