夜中の急な動悸は何故起こるのか?
動悸待ちの方は様々な状態で不意に動悸が出ます。
犬の散歩をしている時に急に出た
と言う方もいます。
あと、多いのが
寝ている時
です。
「寝ていたら急に苦しくなって目が覚めたら動悸がひどく出ていた」
実は私も以前はそんな感じでした。
私も動悸持ちなのでよくわかります。
結構怖くなって眠れなくなります。
この「恐怖の夜中の動悸」はどうして起こるのでしょうか?
それは
枕が合わないから
なのです。
夜中の動悸が出た時、ほとんどの方は「仰向け」で寝ていたと言います。
横向きで出た方はほとんどいないのです。
私もそうでした。
何故仰向けだと動悸が出るのでしょうか?
それは
心臓の自律神経が出る胸椎1番(首のすぐ下)に負担がかかるから
なのです。
ほとんど全ての動悸持ちのかたの胸椎1番は出っ張っています。
ここです。
仰向けで寝ると、ここを起点に無理に反った形になり心臓の自律神経が出ている胸椎1番に負担がかかるのです。
夜中の動悸の改善方法
その①骨盤を立てる
心臓の自律神経が出ている胸椎1番が後ろに出っ張るのは骨盤が後ろに倒れているからです。
骨盤が後ろに倒れると、体全体が後ろに倒れてしまうのでそうならないように頭を前に出してバランスを取るのです。
その状態でいると胸椎1番が後ろに出っ張るのです。
骨盤を立てて生活して下さい。
夜中の動悸の改善方法
その②枕を改善する
枕をうまく改造して自分に合うようにすると夜中の動悸は出なくなります。
これは前述した仰向けの時にかかる胸椎1番の無理な負荷を軽減してくれるからです。
具体的には枕の首の部分を少し補強して下さい。
タオルを入れて
さっきより気持ちいい状態
を作ってください。
気持ちいい=体に合う
ことが多いのです。
首の高さが合うと夜中の動悸はほとんど出なくなります。
このように隙間が開く使い方はダメです。
隙間をピッタリ埋めて下さい。
横向きは動悸が出にくいので最初は横向きで寝るのをお勧めします。
夜中の動悸の改善方法
その③背骨の矯正
骨盤が後ろに倒れて胸椎1番が後ろに出っ張るのが動悸の原因なら、骨盤から胸椎1番まで全てを矯正してしまうのが手っ取り早いです。
お勧めは矯正を受けてからの良い姿勢です。
それで治る体を継続させます。
夜中に出る動悸だとしても、夜中にできることは合う枕に寝ることだけで、起きている間にいかに動悸が出にくい体に仕上げていくかがポイントです。
意識ある限り頑張って下さい。