のぼせとは何か?
「顔が火照って暑くなる」
「上半身が暑くて暑くて、、、」
のぼせってなぜ起こるのでしょうか?
のぼせのほとんどは更年期障害のひとつの症状として現れます。
病院に行っても特別対処法などはありません。
いわゆる自律神経失調症です。
多くの方が
「冷やすと気持ちいい」
と言いますが
冷やしても何も解決しません。
中には
「足の裏が暑くて冷やしている」
と言う方もいますが、これはのぼせを悪化させるのでやめた方が良いです。
のぼせとは何でしょうか?
それは
冷えのぼせ
です。
冷え+のぼせです。
冷えのぼせとは、下半身が冷えていて上半身が暑くてのぼせている状態の事を言います。
のぼせの方のほとんどは足が冷えています。
もっとひどい人はお腹が冷えています。
本来暖かいはずのお腹や足の熱はどこに行ってしまうのかと言うと、上半身に行ってしまうのです。
のぼせとは冷え性が進んでしまった状態とも言えます。
だからのぼせで治さなくてはいけないのは顔や上半身ではなくお腹や足の下半身なのです。
のぼせを治すために
その①冷えを自覚してもらう。
のぼせの方は冷えが進んでしまった状態とのべましたが、意外なことにその冷えを自覚してない方が多いです。
「冷え性ですか?」
「いえ、冷え性ではないです」
「足冷たいですよ」
「自覚はないです」
と言う感じの方は多いです。
「昔は冷えを感じていたけど最近は感じていない」
と言う方も多くて恐らくあまりにも長い間冷えていたのでそれが当たり前になってしまったので感じなくなってしまったのではないかと思います。
冷え性の改善はまず「自覚」してもらうところから始めます。
自覚すれば行動が変わってきます。
もっと下半身が温かくなるような服装をぶようになります。
これも意外に思うかもしれませんが、冷え性の方は薄着が多いのです。
冷えることに対して鈍感だからです。
自分の足を触って確認してみることをお勧めします。
のぼせを治すために
その②お腹の改善
お腹はとても大切です。
お腹の状態が悪いと病気になって最悪死ぬかもしれません。
だから、お腹の状態が悪いと足にエネルギーを分けられないのです。
冷え性の方のほとんどがお腹が張って場合によっては冷たくなっています。
下半身の冷えの治すためにはお腹の状態を改善する必要があります。
お腹の状態を改善する方法
・暖かい飲み物を摂る
・添加物を避ける
・小麦を少なくする
・食べすぎない
・良く噛んで食べる
など色々ありますのでやれるところから実践して下さい。
1番のおすすめは
背骨の矯正+良い姿勢
です。
お腹の自律神経は背骨から出ています。
その背骨を整えることはお腹を整えることにつながります。
そしてその整えた良好な状態をずっとキープするために良い姿勢で生活するのです。
お腹が改善すると足の冷えも改善して顔や上半身の火照りもだいぶ軽減します。