胃痛・吐き気・食欲不振と自律神経の関係とは?
このような症状でお悩みではないですか?
✅時間が来ても何も食べたくない、、、
✅常に胃がムカムカする、、、
✅食欲がなくだんだん痩せてきた、、、
✅食べられないから元気がでない、、、
✅胃液が上がってくる感じがして喉が熱い、、、
その胃痛、吐き気、食欲不振はもしかしたら自律神経のバランスが良くないのが原因かもしれません。
胃痛・吐き気・食欲不振の特徴
あなたの症状はどのようなものでしょうか?
食後に胃が痛む=胃炎、胃潰瘍が疑われます。
空腹時に痛む=十二指腸潰瘍が疑われます。
緊張する仕事やテストの時に痛む=ストレス性胃炎が疑われます。
胸焼け、声がかれる=逆流性食道炎が疑われます。
以上のように胃の痛みだけでも様々なパターンがあります。
この他にも
・食欲がわかない
・あまり食べられない
・常に胸が使えたような感じがする
など食欲不振や消化不良、膨満感などを訴える方もいます。
そして胃が悪くなってくると腸にもその悪い影響がでます。
胃腸が悪くなってくるとその他の内臓臓器にも影響がでて全身のあらゆる症状を引き起こします。
では、なぜ胃の働きが悪くなるのでしょうか?
原因、胃酸と粘液の分泌バランスの崩れ
胃酸と胃粘液の分泌は自律神経(交感神経、副交感神経)によって行われています。
なんらかの原因で交感神経が優位な状態が続くと、胃酸の分泌過多になり、胃を守る胃粘液はその分泌の量が抑制されます。
様々な胃の症状ですが、実はどれもほとんど同じ原因から生じます。
つまり胃痛などの症状は交感神経が優位になり過ぎた状態が続くと起こるのです。
自律神経による胃のコントロール不足
胃酸の出過ぎも、異粘液の分泌不足も胃のコントロールができていないために起こります。
胃腸の管理は副交感神経
自律神経は交感神経と副交感神経の2つの神経のことを言います。
このうち、胃腸を正常に働かせるのは副交感神経です。
この2つの自律神経のバランスが崩れて、交感神経が優位になりすぎると胃腸の調子が悪くなったり、食欲不振、消化不良などが起こりやすくなります。
テスト前や試合前の緊張している時にお腹が減るひとはあまりいません。
怖い上司と一緒にいる時に胃がキリキリ痛むのは交感神経が緊張しているためです。
やけ食い、やけ飲み、ストレス食いは良い?悪い?
緊張する仕事から解放されると急にお腹が減ります。
嫌な上司を肴にお酒も飲みたくなりますね。
やけ食い、やけ飲み、ストレス食いは食べ物を食べることによって胃腸を強制的に動かして副交感神経を働かせることによってストレスを発散しようとする目的で行われます。
ただ気をつけてください。
やけ食い、やけ飲み、ストレス食いは胃腸に大きな負担がかかります。
これを頻繁に続けていると、胃腸の状態がどんどん悪くなって副交感神経の働きが悪くなり、慢性的に交感神経が優位の状態に陥ってしまいます。
この状態でもやけ食い、やけ飲みストレス食いをやめないともっと体をこわすことになります。
胃腸の問題が発展すると、不眠や鬱と言った精神的な疾患につながりますのでご注意ください。
ところで症状はなぜ起こるの?
胃痛、吐き気、食欲不振などの症状はなぜ起こるのでしょうか?
前述した通りに自律神経のバランスが悪くなって起こるのですが、少し見方を変えてみましょう。
食欲がない時は胃が
「今は食べないで」
と言っているのです。
食欲がないのに無理に食べる必要はありません。
食欲がないのは体の調子が悪いのです。
体の調子が悪いのに無理に食べるのは動物では人間しかいません。
うちの愛犬も調子が悪いときは何も食べずにじっとしています。
胃腸などの内臓器官は「消化」「吸収」だけでなく「合成」「免疫」など命に関わる仕事をしています。
胃腸など内臓器官が疲れ切っているのに無理やり食べるということは内臓器官にムチを打って無理やり働かせていることになります。
また、疲れて動きが悪くなっている状態では、食べ物などを消化しきれず、未消化の食べ物が胃腸内に残ったりします。
長い間それが蓄積すると腐って毒素を出します。
すると様々な病気が引き起こされるのです。
症状改善のために食べ物、食べ方飲み物を改善する
そうは言っても胃腸が改善するまでただじっとしているわけにもいきませんね。
あまりに食べないでいると力が出なくなり仕事に支障をきたします。
現代は飽食の時代です。
ビタミンやミネラルが足りない方もいるかもしれませんが、栄養失調で胃腸が悪い方はほとんどいません。
むしろ食べ過ぎの方の方が多いくらいてす。
胃腸を回復させるためには食べ物、食べ方、飲み物を見直し胃腸に負担をかけないようにすることが重要です。
そうすることで、胃腸は自然に回復し食欲不振などの胃腸からのサインも消えて美味しく食べられるようになります。
では具体的にどのようにすれば良いのかお伝えします。
食べ物の見直し
胃腸に負担のかからない食べ物にしてください。
具体的にはコンビニ弁当はやめましょう。
またインスタント食品や加工食品、出来合えのものも避けた方がいいでしょう。
いわゆる「化学調味料」の入っているものは胃腸にとても負担がかかります。
オーガニックの方が良いのかと言われますが、そこまでしなくても大丈夫です。
食べるものがなくなると言われますが100パーセントじゃなくても大丈夫です。
今よりも減らせれば良いです。
ご飯に卵をかけたって良いし、納豆でも良いです。
冷蔵庫の野菜を適当に切って塩と胡椒で炒めたって良いです。
そう。
普通の食事にすれば良いのです。
特別なことはありません。
食べ方の見直し
食べ物の見直しのところで
「なんだ、私はそのくらい気をつけている」
と思った方は食べ方が悪いかもしれません。
胃の悪い方に
「早食いじゃないですか?」
と聞くと大体そうですと答えます。
「いえ、食べるの遅い方です」
と答える方に
「20回くらい噛んでいますか?」
と聞くと大体そんなに噛んでないですと答えます。
だから胃腸に負担がかかるのです。
それはどういうことかと言うと、あまり噛まずに食べ物を飲み込んでしまうと、硬かったり、唾液が混ざらない食べ物を胃が消化しなくてはいけなくなります。
胃にとってはこれは大変な負担になります。
毎回これをしているとやがて胃が疲れて、食べ物を消化しきれなくなります。
すると未消化の食べ物を今度は十二指腸や小腸に渡します。
これが長く続くと腸の疲れが出て胃腸全体の調子が悪くなるのです。
今日から20回噛みましょう。
口がサボるとその代償は胃腸が背負うことになります。
逆を言えば、口が一生懸命に仕事をすると胃腸はその分楽になるのです。
どんなに忙しい方でも20回くらいは噛めます。
食べ過ぎの予防にもなります。
唾液には色々な酵素やホルモンがあります。
血管を若返らせるホルモンもあります。
これを使わない手はありません。
良いことしかないです。
しかもタダ!笑
飲み物の見直し
胃腸の調子が悪いかたのお腹は冷えていることが多いです。
冷たい=交感神経が優位
暖かい=副交感神経が優位
な状態と思ってください。
氷の入ったキンキンの飲み物は交感神経が優位
暖かい白湯は副交感神経が優位
な状態になります。
特に中身が詰まっていない空洞の器官である胃腸は冷えやすいのです。
冷えると交感神経が優位になり動きが悪くなり胃痛や吐き気、食欲不振、消化不良などの症状が出やすくなります。
オススメは白湯です。
私は夏でもよっぽどのことがない限り白湯を飲んでいます。
夏なら常温の飲み物でも良いです。
炭酸水も胃の負担が少ないようで飲みやすいですね。
当院での胃痛・吐き気・食欲不振の改善方法
内臓機能を回復させるためには、胃腸の負担を軽減すると同時に、胃腸の機能を高める必要かあります。
内臓機能の負担の軽減は上記のように食べ物、食べ方、飲み物を見直してください。
では、内臓機能を高めるためにはどうするか?
それには交感神経が優位な状態から副交感神経が優位な状態にしていけば良いのです。
内臓機能を向上させる整体(DRT)
自律神経は頭から出ています。
そして背骨を通ってそこから胃腸などの内臓器官に神経を通しています。
自律神経のバランスを整えると言うことは背骨のバランスを整えると言うことなのです。
背骨の矯正と聞いて
「痛そう、、、」
「バキバキするのかな、、、」
と感じるかもしれませんが、当院の矯正(DRT)は優しく背骨を下から上までユラユラと優しく揺らすだけの治療法です。
「ウソ⁈なんでこれだけで⁈」
と言う方も大勢います。
背骨の矯正に強い力は必要ありません。
背骨の矯正によって背骨が整えば交感神経が優位になりすぎた体は自律神経のバランスが整い、副交感神経が働きやすい体になります。
背骨の矯正を受けた後のケア
背骨はなぜズレるのでしょうか?
それは日頃の姿勢が悪いためです。
では、背骨の矯正を受けた後に家でいつも通りの生活をしていたらどうなるでしょうか?
そうです。
元に戻ります。
これではほとんど意味がありません。
大切なのは
「矯正を受けた後の良好な背骨の状態をキープする」
事なのです。
当院では背骨の矯正と良い姿勢の取り方を全ての方にお伝えしています。
「姿勢良くしてください」
だけではただいたずらに体力を浪費するだけです。
良い姿勢には少しのコツと根気がいります。
良い姿勢の取り方については下記のブログを参照してください。
一人でやれる方もいるとは思いますが、なかなか厳しいと思います。
それは生活習慣を変えるのは簡単なものでも難しいからです。
運動する習慣を身につけるのに手っ取り早いのがスポーツジムに通うことです。
一人で戦わないで是非一緒に戦いましょう!
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自律神経専門整体
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柔道整復師 宮島信広
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