頚椎ヘルニア
2週間前の朝に首を痛めてしまい、今は肩や腕までじっとしてても傷んで手の置き場がないという方が来院されました。
ご本人は朝の痛みだから寝違えと思って、マッサージチェアーに座ったり、お風呂で温めたり、マッサージ店で緩めてもらったりしたそうです。
でも、全く変わらなかったそうです。
検査で少し上を向いただけでも腕に痛みが走ります。
仰向けで寝てもらうとだいぶ枕を高くしないと辛そうです。
この状態、私の判断では「頚椎ヘルニア」です。
この他にも胸郭出口症候群もありました。
仰向けでは寝られないからうつ伏せで寝ているそうですが、ずっとうつ伏せもできないでしょうから寝姿勢を良くするのはなかなか難しいと思います。
頚椎ヘルニアの方にするアドバイスの一つとして「枕を高くする」をお伝えしています。
普段の倍くらいの高さにすると痛みを出さずに眠れるのです。
今日は矯正をして、姿勢指導をしてお帰り頂きました。
頚椎ヘルニアはなぜ起きるのでしょうか?
その根本原因は背骨のゆがみにあります。
背骨がゆがむと椎間板の中にあるゼリー状の随核というものの位置が変わります。
普通は夜寝ていればまた元の位置に戻って問題なくなるのですが、あまりにも歪んだ状態が長く続くと寝ている間に完全に戻らなくなってしまいます。
その状態が長い間続くと症状がでてくるのです。
だから、牽引やマッサージ、ブロック注射やシップなどは根本原因を治すわけではないからその時は一時的に痛みが緩和されてもすぐに痛みは戻ってきます。
根本原因を解決するのなら、背骨を真っ直ぐにするのが一番近道です。
あっと言う間に痛みがとれるわけではないから一見遠回りのようですが、一番根本解決に近い方法です。
矯正も大事ですが、背骨がゆがんでしまったのは普段の姿勢に問題があるからなので、姿勢指導がとても大切です。
この方も首が前に来て、肩が巻き込んだ状態でした。
ただこの首と肩を胸を張ったり顎を引いたりして治してもほとんど効果はありません。
してみた方ならわかると思いますが、ただ疲れるだけです。
良い姿勢は骨盤からとるものなのです。
良い姿勢のとりかたについては下記ブログを参照してください。
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