肩こりがひどくなるとどうなるか?その原因と改善方法|西船橋で鬱、自律神経失調症頭痛、めまい、不眠、いらいらなどでお悩みの方専門整体院

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自律神経失調症

肩こりがひどくなるとどうなるか?その原因と改善方

肩こり、、、つらいですよね。

肩こりはひどくなると頭痛や吐き気を伴う場合も少なくありません。

もっとひどくなるとどうなるのでしょうか?

当院にいらっしゃる多くの自律神経失調症のかたはそのほとんどの方が肩こりです。

気付いている方もいますが、気付かない方もいます。

 

いえ、気付いていないというのは語弊があります。

分からなくなってしまったと言った方が良いかもしれません。

 

「昔は肩がこっていたけど、今は何も感じないんだ」

という方の多くは治ったのではなく、ひどくなりすぎてむしろ感じなくなってしまった方と言えます。

人間の防衛機能の一つとしてあまりひどい状態が長く続くと神経が鈍感になって感じにくくするというものがあります。

脳もずっとつらいのはきついですから。

 

だから、気付いていないからと言って肩こりが治ったわけではなく、感じなくなった分進行してもわからないというむしろ悪い状態になってしまっているのです。

だから、肩こりが悪化してその先の様々な症状に進んでしまうのです。

 

肩こりがひどくなるとどうなるか?

  • 頭痛
  • 吐き気
  • 息苦しい
  • 息が吐けない
  • 息が吸えない
  • 喉が詰まる
  • 飲み込みずらい
  • 腕のしびれ
  • めまい
  • 全身の倦怠感
  • 胃の不調
  • 内臓全般の不調

などなど。

なぜ肩こりがひどくなると様々な症状に発展するのでしょうか?

その理由は以下の通りです。

 

①背骨がズレる。

 

②これ以上ズレないように周りの筋肉に力を入れて背骨を固める(無意識)。

 

③自覚症状として肩こりが出てくる。

 

④この状態が進むともう一つ上の症状である頭痛が出てくる。

 

⑤この状態が進むと更にもう一つ上の症状である息苦しさが出てくる。

 

⑥更にこの状態が続くともう一つ上の症状である胃の不調や倦怠感が出てくる。

 

と言った感じで進んでいきます。

さらに進むと不眠や鬱といった症状まで進んでしまう方もいます。

 

一見肩こりと関係ないような症状も、そもそもの始まりは「肩がこった」というところからです。

肩こりを感じていない方も前述したように感じなくなっている可能性が大です。

色々な症状で苦しんでいる方もまずは肩こりを治してみてはいかがでしょうか?

以下肩こりの原因とその改善方法について述べていきます。

 

肩こりその5つの原因とは?

 

1・姿勢の悪さ

 

前述したように、背骨がズレるとこれ以上背骨がズレないように周りの筋肉で固めます。

これが最初の肩こりの原因なのです。

背骨がズレるという事は姿勢が悪いという事です。

 

頭の位置を見てください。

こんな風になっていませんか?

 

頭の位置が身体よりも前にあると肩こりの大きな原因となります。

頭って重いんです。

人間の頭の重さは体重比で8~13%(約10%)と言われています。体重50キロの人だと5キロになります。

5キロと言えば・・・ボーリングのボール11ポンドと同じ重さです。

ボーリングのボールって皆さんどう持ちますか?

 

まずは垂直に持ちませんか?

力のある方なら斜めにも持てますがその状態で10分持ってろって言われたらものすごく疲れるし腕の筋肉がパンパンになると思います。

 

頭の位置が絵のように前に出ているという事は一日中ボーリングのボールを斜めに持っているのと同じことです。

そりゃあ肩もこるわけですよね。

腕の筋肉ならものの10分で悲鳴をあげるようなことを一日中やっているんですから。

 

2・噛み癖

 

片噛みしていませんか?

右でばっかり噛んだり、左しか使っていなかったり・・・

左右均等に噛んでいますか?

何故片噛みが肩こりにつながるのかというと顎の支点は首にあります。

片噛みばかりしていると支点である首がずれます。

 

肩の神経は首から出ていますから、首がずれると肩の筋肉が緊張します。

また、首がずれると全身の背骨がバランスを取ろうとしてズレます。

全身的に悪影響が連鎖する感じになります。

 

片噛みの主な原因としては

  • 習慣
  • 顎のズレ
  • 歯の治療中(もしくは未治療)

等があげられます。

 

3・マクラ

 

特に寝ている時がつらい、起きた時から肩がこっているかたは枕に問題がある可能性があります。

本来寝ている時が一番楽で、起きたときは身体の状態は一日で一番いいはずです。

それなのに起きた時から体の状態が悪いのは寝具、主に枕が悪いからです。

「枕専門士に見て作ってもらった」

「値段も高くてちゃんとしたやつ」

と言われる方も多くいますが、どうやら今一つ枕があっていないように思われます。

 

私はそんな場合は可能なら家から枕を持ってきてもらって実際に寝てもらいます。

治療院のベッドと家のベッドは柔らかさが違いますから正確にはみられませんが、おそらくほとんどの方は枕の高さがあっていないようです。

 

高すぎる場合がほとんどですが、枕専門士に作ってもらった枕の中には低すぎるものもありました。

恐らくそれは今の歪んで真っすぐになってしまった首(ストレートネック)に合わせて作ったためだと思います。

枕はとても大事です。

 

一日の3分の1から4分の1を過ごすのですからキチンと合ったものを選びたいものですね。

中には枕はしないで寝ているという方もいますが、首のアーチをサポートするという重要な役目が枕にはありますから枕はするようにしてください。

 

4・電子機器の使いすぎ

 

パソコンなどの電子機器を使うと肩がこりますよね。

 

最近では小学生や中学生も肩がこったと訴えることが少なくありません。

学校でもパソコンの授業があるし、自宅でもパソコンは使うし、ゲームやスマホ、タブレットなど1日で数時間は使うでしょうから肩こりの原因となり得ます。

パソコンや電子機器は一秒間に50回点滅しています。

これは目では追えないので通常気づくことはないです。

 

ただ、点滅しているのは間違いないので気づいていなくても目が疲れてしまいます。

 

自然光はもちろん点滅はしていませんから疲れませんよね。

蛍光灯も点滅していますので、照明下でパソコンを使うというのはダブルで疲れやすく肩がこりやすいんです。

 

仕事であれば致し方ない事ですが、無用にスマホやゲームなどを使う時間が多いと肩こりに拍車がかかります。

 

電車などでふと見ると前に座っている人全員がスマホを見ているというのをよく見ます。

真下を向くスマホ首と相まって肩がこるだろうなぁと思ってみてます。

 

5・冷たいものの摂りすぎ

 

肩こりに限ったことではありませんが、体は冷えると様々な症状が悪化します。

薄着などで体を外から冷やすのも良くないですが、冷たいものの摂りすぎによって体を中から冷やしてしまうのも肩こりを悪化させる大きな要因の一つです。

改善法

1・良い姿勢をとる

 

良い姿勢をとりましょう。

前述したように頭の位置が身体よりも前にあると肩がこります。

頭の位置を体の真上にするようにしてください。

 

身体の真上とは言いかえれば骨盤の真上という事です。

特に座ったいるときの姿勢を気を付けて、自分の頭がどこにあるか意識してください。

 

仕事をしている時や本を読んでいる時、パソコンをしている時などは分かりやすく骨盤の真上ではなくだいぶ前に行っていませんか?

やってみるとわかりますが、意外に頭の位置を骨盤の真上にするって難しくないですか?

変に顎を引いてみたりしてもなんかつらいだけ・・・

 

そんな方は私がお伝えする姿勢の取り方を参考にしてみてください。

 

良い姿勢ってご存知ですか?

 

はたして胸を張るのが良い姿勢でしょうか?

私がお伝えしている「良い姿勢」について解説していきます。

 

良い姿勢と聞いて思い出すのがおそらく胸を張った姿勢。

例えば社交ダンスなんかの姿勢ではないでしょうか?

確かに見た目は凄くかっこいいですよね。

 

でもやっている方の身体はカチカチの疲れ切った体をしています。

本来、良い姿勢というのは疲れない姿勢のことを言います。

ヤジロベーは多分疲れないです。

バランスが良いから。

 

姿勢が悪いと立っているのも座っているのも力がいるから疲れるし、肩がこるし腰も痛みます。

 

良い姿勢の取り方について解説していきます。

写真のようにおへそを挟んで上下に手を置いてください。

下の写真のように下の手が前に出すぎているのは悪い姿勢です。

この写真のように上の手と下の手が同じ位置にあるのが良い姿勢です。

 

真上から確認すると上の手で下の手が半分隠れている状態が正解です。

座っても同様にしてください。

 

最初はこの姿勢ではすぐに疲れてしまったり、違和感が出たりします。

それは悪い姿勢が長く、習慣化してしまっていたからです。

 

急に完璧にはできませんが、毎日この姿勢をまめにしていると筋肉が鍛えられてこの姿勢の方が楽になってきます。

「良い姿勢って楽なんですね」

「この姿勢していると肩がこらなくなりました」

「夕方の腰痛がなくなりました」

などなど嬉しい反応がたくさん出ますので、姿勢エクササイズをしているつもりでやってみてください。

 

2・噛み癖を治す

 

どちらで噛んでいるかわかりますか?

意識すると片噛みしている方は分かりますよ。

分からない方はおそらく大丈夫です。

 

5対5で左右噛むのが理想的です。

治療中の歯があったり、治療していない歯が合ったりするとうまく噛めないのでできるだけ早めに歯医者さんにかかりましょう。

 

3・枕を調整してみる

 

特に朝起きた時から肩がこっているという方は枕を見直してみてはいかがでしょうか?

私がストレートネックがひどい肩こり症の方にお伝えしている枕の作り方をお伝えします。

 

手のひらを組んでください。

そして首の後ろに回してください。

こんな感じです。

 

これってやってみるとわかりますが凄く楽です。

たまにこのまま寝てしまう方もいますが、腕の神経が圧迫されてしびれて動かなくなりますから注意してください。

 

この凄く楽な感じを枕で再現してください。

今使っている枕で再現できるようなら今の枕で調整してください。

 

調整の仕方としては

  • 枕の置く場所(しっかり首をホールドしているか?首の後ろに隙間が空いていないか?枕は上すぎないか?など)
  • 高すぎないか?(高すぎる場合はタオルで枕の代用をします。端を折ったりして手のひら枕を再現できるように調節してください。下の写真参照)

 

タオル枕も調整の仕方ではかなり寝やすくなります。

素材も柔らかめのものにしたり色々試してください。

 

4・電子書籍を読まない

 

仕事でパソコンを使うのは仕方がないことです。

でも小説や漫画をわざわざ電子書籍で読むことは避けた方が良いです。

前述したように電子書籍は無用に疲れます。

 

同じ内容ならアナログの本の方が記憶にも残ります。

電子書籍主流の中時代に逆行しているようですが、体の為にもぜひ書籍はアナログを選んでください。

 

あと暇さえあればスマホをいじるのも控えましょう。

電車でも何をしているのかと思えばほとんどの人がゲームです。

暇つぶしも色々なやり方がありますが、暇さえあったらスマホをいじるのは目にも肩こりにもよくありません。

カバンの中に本を入れて暇な時に取り出して読むとか、静かに瞑想したりするのも良いですよ。

 

5・冷たいものを控える

 

当院にいらっしゃる不調を抱えている方の多くが冷たいものを摂っています。

前述したように体を冷やすと様々な不調が出てきます。

 

肩こりも悪化しますし、不眠の方は更に眠れなくなります。

頭痛持ちの方も頭痛が出やすくなります。

良いことは一つもありません。

 

「冷えは万病の元」

と昔から言っています。

飲み物のおすすめは白湯です。

 

ホットでもコーヒーは体を冷やしますし、交感神経を緊張させますから肩こりなどの症状を悪化させる可能性があります。

たまにはいいですが、上院は避けた方が体の為ですね。

 

 

最後までブログを読んでいただきました本当にありがとうございました。

少しでも肩こり解消の助けになればと思います。

 

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この記事を書いた人


にしふなリセット整骨院
院長 宮島信広
柔道整復師(国家資格)

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