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院長ブログ

脊柱管狭窄症で足が痛い場合に絶対にしてはいけない3つの事

手術しかないと言われて痛み止めを飲んで我慢している・・・

牽引や電気治療を繰り返ししているけど少しも良くならない・・・

痛いのに治療をせず、家事や仕事を続けている・・・

 

どうですか?

上記3つに少しでも当てはまるという方は、このブログを読んでください。

きっと楽になる何かが見つかります。

 

目次

1・脊柱管狭窄症とは?

1-1・病院での治療法

1-2・何故痛み止めで我慢してはいけないのか?

1-3・何故牽引してはいけないのか?

1-4・治療をしない理由は?

 

2・脊柱管狭窄症の原因とは?

2-1・生理的弯曲の喪失(腰の反りがない状態)

2-2-・歩かなくなった

2-3・偽脊柱管狭窄症とは?

 

3・脊柱管狭窄症の治療その3つの対策

3-1・姿勢保持

3-2・歩く

3-3・冷やす

 

4・すぐに症状が変わらないから、色々な医療機関を転々としている方へ

 

1・脊柱管狭窄症とは?

 

脊柱管とは脳から出ている脊髄が背骨の中を通るトンネルで、そのトンネルがなんらかの理由で狭くなって脊髄神経を圧迫してしびれや痛みなどの症状があるものを脊柱管狭窄症と言います。

 

主に50代以降の比較的高齢の方に発症します。

脚の痺れや痛みを伴います。

その場合、ヘルニアや坐骨神経痛と違って左右両側に出ることが多いです。

 

脊柱管狭窄症の大きな特徴の1つに「間欠性跛行」があります。

 

しばらく歩くと脚の痛みが出て、座ったりしゃがみこんだりするとまたしばらく歩けると言った症状です。

ひどい人は30メートルほど歩くと痛みが出て徒歩5分の駅に行くまで5回以上休まなければたどり着かないという方もいます。

 

1-1・病院での治療法。

 

病院では主に

・手術

・ペインブロック注射

・投薬

・牽引

・電気治療

が行われています。

 

このブログを読んでいる方は多分もう体験済みなのではないでしょうか?

 

それではなぜこれらの治療が効かないのか説明して行きます。

 

1-2・何故痛み止めで我慢してはいけないのか?

 

痛み止めとは何でしょうか?

痛みの根本にアプローチして痛みを止めているもの、、、ではありません。

痛み止めとは痛みを感じる経路を一時的にブロックしているというものです。

 

その場しのぎの対症療法です。

しかし、痛み止めもある意味必要な処置です。

 

痛いけど今日は大切な商談があるからどうしても仕事に行かないといけない

とか

痛いけど今日は大切な娘さんの結婚式だから

など、今日なんとかしたい!という方には必要な処置だと思います。

 

でも、痛みだけをなくすのは非常に危険な行為です。

痛みというのは体からの声なんです。

 

「それしないで」

「今はやめて」

「続けたら悪くなっちゃうよ」

 

と言われているんです。

クイズ番組なら

「それ間違い」

のブザーと同じです。

痛みって実は便利な目安なんです。

痛みが無いように生活したら良くなりますよ〜って体が教えてくれているんです。

 

痛み止めを服用するということは、その声を

「うるさい!」

って強制的に黙らしているのと同じなんです。

 

サイレントベビーってご存知ですか?

赤ちゃんはしてほしいことがあると泣きますが、これをずっと無視しているとそのうち泣かなくなるんです。

 

静かになって良いなぁって思いますか?

これって異常ですよね?

絶対良いことないのわかりますよね?

 

痛み止めも同じです。

痛みだけを強制的になくすと体もサイレントベビーのように黙り込みます。

 

痛くないから良い!

とは思えなくないですか?

体の声を聞くのは自分のために必要な事です。

 

1-3・何故牽引してはいけないのか?

 

病院では腰が悪いとほとんどの病院で牽引されます。

痛みが和らぐからです。

 

でも、これは治っているのではありません。

ちゃんとした理由があります。

 

楽になるのは、神経が引っ張られて痛みの閾値(いきち・刺激が痛みなどの反応を起こす最小の値)が上昇したことによるもので、痛みが和らぐことと別問題と言わざるを得ないです。

 

治癒どころか、関節を破壊しているという点では痛み止めよりも酷いかもしれません。

 

こんな実験があります。

カエルの神経をクリップで挟んでもほとんど神経障害をおこさないけど、逆に神経を牽引していくと、伝達障害を起こすことが確認されている。

 

つまり神経は牽引によって障害を受けやすいということです。

下図参照。

ということで、臨床的には圧迫状態は牽引の結果と見ることができ、圧迫が存在するということは、周辺に牽引力が働いているということです。

 

だから牽引することは神経を破壊することにつながるのです。

 

1-4・治療をしない理由は?

 

ここまで言っても治療をしない方が大勢います。

 

それはほとんどの方が

・どうせ治らない

・時間がかかる

・医者が治してくれる

・そのうち治る

 

と思っているからです。

果たしてそのようになるでしょうか?

 

残念ながらどれも違います。

 

治らない?

いいえ!

よくなっている方はたくさんいます。

 

時間がかかる?

思っているよりもかかるかもしれないけど、今まで時間をかけて悪くしたのだから治すのにはそれなりの覚悟は必要ですが始めなければ進みません。

 

医者が治してくれる?

いいえ。

お医者さんは治せません。

 

治せるのは皆さんご本人の自然治癒力だけです。

手術やブロック注射や薬も表面的な痛みは取れることもありますが根本的には何一つ変わりません。

それこそ前述したサイレントベビーの状態になってしまします。

それに手術をしてもしびれが残っている方も少なくありません。

 

そのうち治る?

そもそも人間は、自然に治るようにできているので放っておいたら治る?

いいえ。

 

日常生活が悪くて、自然治癒力が落ちて脊柱管狭窄症になったのですから現状のまま放っておいても自然治癒することはほぼないです。

 

では、どうすれば治る方向に向かうのでしょうか?

その原因と対策についてお話していきます。

 

2・脊柱管狭窄症の原因とは?

 

2-1・生理的弯曲の喪失(腰の反りがなくなった状態)

 

脊柱管狭窄症の方の多くは腰の反りがなくなってまっ平もしくは後ろに丸まっています。

この状態が何故いけないのかというと歩いたりした時の頭の重みをうまく吸収できないからです。

背骨はS字状にカーブしています。

これは歩いた時の頭の重みを効率よく吸収するためです。

ようはサスペンションになっているのです。

 

これがまっ平の棒のような背骨になると、頭の重みが歩くたびにガツンガツンと腰にかかります。

その状態を何年も続けていると、今度は腰の骨が壊れないように骨を増殖させて守ります。

その結果、増殖しすぎた骨が脊柱管をふさいでしまって神経が伸ばされて圧迫されるとしびれや痛みが出てくるのです。

 

2-2・歩かなくなった。

 

「痛いから歩けなくなった」

という方が多いです。

 

でも実は逆で

「歩かないから痛くなった」

なんです。

 

安静が一番の毒なんです。

人間は歩くことによって進化してきました。

人間の3大生理というのは

①食べること

②子孫を残すこと

③移動すること

と言われています。

 

この移動とは自動車や飛行機で・・・ではなく歩くことです。

 

人間は歩くことで関節に荷重をかけて今の人間らしい機能を維持してきたのです。

でも今は歩かなくても生きていくには困らない世の中ですよね。

移動は車や電車があるからどこにでも行けるし。

 

だんだん歩く量が減っていきます。

でも思い返してみてください。

一番行動的だった15歳から20歳くらい時のことを。

 

今よりも元気でしたよね。

今よりもおいしく食べられていましたよね。

今よりも楽しかったですよね。

そして今よりも歩いていましたよね。

元気だから歩いていたかもしれませんが、歩いていたから元気でもあったのです。

 

今は子供たちも大人がかかるような病気や自律神経の症状の子が多くいます。

それは今の子供たちが大人並みに歩かなくなったからです。

 

歩く量と人間らしさは一致します。

人間らしさとは寝たら治る体であり、元気にはつらつと動くことです。

 

歩かない方の姿勢は言うなればクロマニヨン人と同じなのです。

 

(構造医学 自然治癒のカギは重力にある参照)

 

2-3・偽脊柱管狭窄症とは?

 

脊柱管狭窄症と診断を受けた方の中には偽脊柱管狭窄症の方もいます。

軽い脊柱管狭窄症と滑り症を同時に発症してほぼ間欠性跛行など脊柱管狭窄症と同じ症状を発症している方です。

 

私の臨床上では、治療方針は変わりませんがこの方は処置が早ければ通常の脊柱管狭窄症の方よりも早く痛みが取れる傾向があります。

 

3・脊柱管狭窄症の治療その3つの対策

 

3-1・姿勢保持

 

先ほどの写真にもありましたが、年をとるとともに姿勢が変わってきます。

人間らしい姿勢が崩れるとクロマニョン人みたいになります。

そうすることで人間らしさが失われ色々な機能に障害が出ます。

「年なんだから仕方がない」

果たしてそうでしょうか。

 

確かに年をとって衰えていくのは仕方がないと思います。

でも必要以上の衰えを「年のせい」にしている方が非常に多いと感じています。

少なくても姿勢が悪いのは年のせいではありません。

 

悪いのは年ではなく日常の生活習慣です。

良い姿勢をキープすることで人間らしい姿をキープ出来て、かつ必要な機能を強化することが出来ます。

 

前項で脊柱管狭窄症の原因として「歩かないから」と述べましたが、中には

「おれは山登りが大好きでしょっちゅう色んなところに歩きで行っていた」

という方もいるかもしれません。

 

そういう方が何で脊柱管狭窄症になったのかというと、姿勢が悪く骨盤、背骨のバランスが崩れている状態で歩き続けたためです。

 

簡単に言うと、背骨が丸まった状態で1万歩歩くのと背骨がまっすぐに伸びた状態で歩くのは背骨にかかる負担が違うという事です。

 

良い姿勢をとることはとても大事です。

そして難しいことではありません。

でも今までだいぶ長い間やっていなかったので、最初は辛いかもしれません。

 

少しづつ始めましょう。

最初は1分でも2分でもいいです。

それを朝、昼、夜の3回でもいいです。

 

まずはとにかくやってみてください。

良い姿勢のとりかたは下記ブログを参考にしてみてください。

ブログ良い姿勢とは?

やってみるとつらいかもしれませんが、筋トレと思って頑張ってください。

そのうちもっと簡単にできるようになります。

もっと長くできるようになります。

 

腕立てや腹筋も最初は辛いけどそのうちひょいひょいできるようになるのと同じです。

ぜひ今日から頑張ってみてください。

 

3-2・歩く

 

原因の所でお話ししたように、歩くという行為は人間が人間らしくあるために必要不可欠な行為です。

歩いて関節(主に仙腸関節)に荷重をかけることによって様々な機能が回復するのです。

 

「3分も歩けないよ」

という方も脊柱管狭窄症の方ならいるかもしれません。

3分でも2分でもいいです。

 

とにかく歩いてください。

最初は外の空気を吸いに出るだけでもいいです。

小さなことからでもまずは始めてください。

 

 

3-3・冷やす

 

冷やすな!

とは言われても

冷やしてください

とは言われないと思います。

 

体全体は冷やしてはいけません。

私が冷やしてほしいのは一部分だけです。

 

それは仙腸関節です。

ここです。

しかも歩いた後だけです。

30分を上限に、歩いた分数だけ家に帰ったら冷やしてください。

氷をビニール袋にいれて冷やしてもいいし、アイスノンや保冷剤でも構いません。

何故冷やすのかというと、歩く時にこの仙腸関節には機械的な負荷がかかります。

すると熱が発生します。

この熱を取ってあげるんです。

 

この熱をとるという行為によって歩いた効果が2倍になります。

 

4・すぐに症状が変わらないから、色々な医療機関を転々としている方へ

 

あそこの病院に行っても治らなかった・・・

あっちの整骨院に行っても痛みに変化が出なかった・・・

などあるかと思います。

 

でもはっきり言いますが脊柱管狭窄症の治療はとても時間がかかるものです。

1,2週間通って結果が出ないからと言って別の医療機関に行ってまた1,2週間で別の所に・・・

これを繰り返していると絶対に良くはなりません。

 

度の治療法でもある程度時間と回数がかかるものです。

特に脊柱管狭窄症の治療は良い治療を受けても3カ月から6カ月はかかるものと思って腰を据えて取り組んでください。

 

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この記事を書いた人


にしふなリセット整骨院
院長 宮島信広
柔道整復師(国家資格)

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