首のヘルニア
本日首から腕にかけて痛むという方が来院されました。
MRIなどの画像診断を受けて、少し骨と骨の間が狭くなっていると言われた程度でした。
鎮痛剤が処方されただけでした。
この方、病院では言われなかったみたいですが、私の検査では頚椎ヘルニアの可能性がありました。
頚椎ヘルニアとは、、、
頚椎には脊髄という信号組織が入っています。
脳から肩や手に送られる信号は全てここを通して届けられます。
各頚椎の間には椎間板という組織があり、上下の頸椎を支えるクッションの役割があります。
このクッションが破れて神経組織を圧迫するのが頚椎ヘルニアです。
頚椎ヘルニアを治すためには、首や肩に負担がかからないように作業をするのがベストでしょう。
では、首や肩に負担がかからないようにするにはどうすれば良いのでしょうか?
①顎を引く。
頚椎ヘルニアのかたのほとんどの人が、顎を前にも出した状態で1日を過ごしています。
顎を引いて過ごしましょう。
、、、といってもこれだけをやるのは非常に辛いです。
顎を上げてしまう理由は骨盤が後ろに倒れているからです。
まずは骨盤を立ててください。
そしてそれが出来たら、顎を引いてください。
下記の良い姿勢ブログのリンクを参考にしてください。
②枕を高くする。
低い枕は首を後ろに倒してしまい、症状が強くなります。
枕を2つに重ねたり、タオルを重ねたりして高くしてみてください。
③座りっぱなしを極力しない。
座り姿勢はなかなか頚椎を含めて背骨が安定しません。
一時間、二時間座りっぱなしにならないで、お茶やトイレにチョコチョコ立ってください。
④運転姿勢は教習所スタイルで。
いつのまにか、自己流になっていると、運転の時に首や腕に痛みが出ます。
それはハンドルが遠いのが1つの理由です。
手は近くで使った方が体に優しいのです。
シートをなるべくハンドルの近くに寄せましょう。
④下を向き続けない。
特にパソコンやスマホを使うときに下を向き続けないようにしてください。
スマホを使うときはスマホを目線まであげましょう。
パソコンは位置を調整したり、台を作って高さを調整したりしてみてください。
色々書きましたが、一番大事なのが良い姿勢で毎日を過ごすことです。
頑張ってください。
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にしふなリセット整骨院
柔道整復師 宮島信広
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