脳の力みをとる
私が最近特に意識していることがあります。
それは治療している時に脳の力みをとることです。
多分どう言うことかはわからないと思います。
なんか必死に頑張らなきゃとかなんとかしなきゃとかこのままじゃヤバイと言う時は脳に凄く力が入っているんです。
力が入っているから良いのではとおっしゃるかもしれないですが、神経の大元である脳が力んだ状態だとその末端である手足の神経も力んだ状態になります。
手足が力んだ状態だと良い治療が出来ないんです。
「力強く押したりした方が良く効くのでは?」
ともおっしゃるかもしれません。
ここで大きな誤解があります。
力強く押せば押すほど皆さんの体は固まって行きます。
その強い力に耐えようと無意識に固まるのです。
だから私は極力力まず、気持ちいい治療を常に心がけています。
実はこれが非常に難しい。
力入れれば入れるほど良くなるんだったらジムで筋トレして毎日指立てしますよ。
プロレスラーが治療うまい感じしないじゃないですか。
壊されそうですよね。
で、私が非常に難しいというのは力んだ状態のほとんどが脳の力みだと気がついたからです。
体をコントロールしているのは脳です。
だからこの脳をコントロール出来なければ良い治療ができないと言うことなんですね。
世の中の達人と言われる方は実は脳の使い方が違うんじゃないかと思っています。
スポーツ選手が良く「ゾーンに入る」と言う状態は脳がある一定の状態になっているんだと思います。
「ヤバイ。点を入れなきゃ」
とか
「かっこいいとか見せたい」
なんて思ってたら多分入れないと思います。
集中かつリラックス。
集中しているけど力まない。
最高のパフォーマンスを引き出せる状態。
活発に活動している時の脳波はβ波。
リラックスしている時の脳波はα波。
これを変えられる脳波が最高のパフォーマンスを獲得できるのではないかと思っています。
まだまだ私は未熟なのでこの域に達していませんが日々の生活の中でも常に追求して行きたいと思います。
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