50肩のリハビリが効かない理由
病院で長く50肩のリハビリをしていた方がいます。
1年くらい通ったけど夜中は痛くて目が覚めてしまうとの事でした。
1年もリハビリしたのになぜまだ痛いのでしょうか?
理由はいくつかあります。
理由①背骨が曲がっているから
何故50肩になるのかと言うとまず最初に背骨が曲がってしまうからなんです。
背骨が曲がるとこれ以上背骨が曲がらないように周りの筋肉で固めます。
この状態がしばらく続くと自覚症状として肩こりが出ます。
この状態を放っておいたり適切な治療を受けないでいると肩甲骨が次第に動かなくなります。
肩甲骨が動かない状態で肩関節ばかり使うとやがて痛みがでて50肩になります。
だからそもそもの背骨が曲がっている状態を一番最初に治さなければリハビリはほとんど効きません。
理由②リハビリしてはいけない期間にリハビリをしている
50肩に限ったことではありませんが症状には
発症期
進行期
停滞期
治癒期
があります。
発症期と進行期にリハビリをしても悪化するだけです。
当院に
「いろいろやってるけど全然治らない」
と言われる方の多くが進行期にいるにもかかわらずリハビリをしている方です。
「すごく痛いけど我慢してやってます・・・」
「使わないと固まっちゃうのが怖くて必死に動かしてます・・・」
「痛いけどリハビリしないと治らないと思って・・・」
発症期・進行期には治療の仕方が違います。
それは
なるべく動かさない
事です。
場合によっては痛みが半分になるまで三角巾で吊っておいてもいいくらいです。
仕事があるからそれは無理と言う方は痛い方の手は極力使わないようにしてください。
また、使う場合は手を体からなるべく離さないようにしてください。
「あーまだ腕は上がらないけどだいぶ寝られるようになってきたなー」
になったらリハビリ開始です。
この順番を間違えると1年間苦労することになります。
ご注意ください。
にしふなリセット整骨院
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