痛みの歴史
痛みの歴史は体に刻み込まれています。
「ほっといたら治った」
ってよく言う方がいます。
私の持論ですが怪我でなければほっといて治ることはほぼありません。
何か積極的に行動した結果痛みや症状が消えたのなら治ったという事でしょう。
でも、今までと同じ生活習慣、つまり何も行動を変えないで痛みや症状が消えたと言うのは痛みや症状が潜伏してわからなくなっただけなのです。
治療していて1つの症状が取れると違う場所が痛む方がいます。
例えば先日いらした方は全身ひどかったのですが、両手、両膝、両足首が腫れていて歩けないとおっしゃっていたのですが、数回の治療で腫れはほぼなくなり歩きやすくなったと喜んでいました。
でも、ある日首がすごく痛いと言い出しました。
もちろんその痛みも間もなくなくなりましたが今度は顎が痛いとの事です。
聞けば若い時スキーで衝突して首をムチウチして、その後顎関節症を患ったそうです。
痛みの歴史を遡って治っていく。
そういう風に治っていきます。
だから我慢したりそのうち治るだろうと楽観視したりして放って置かないようにしましょう*\(^o^)/*