自律神経の不調
まだ寒いですが、日差しはもう春ですね〜
寒いから調子悪いんですかね?
と良く言われますが、北海道の人が皆調子悪いんでしょうか?
ノルウェーの人が皆風邪ひいてませんよね?
人間程環境に適応出来る生物はいないそうです。
アフリカの様な暑いとこから、エスキモーが暮らしている様な寒いところまで。
地球上のほとんどのところに生息している生物は人間くらいです。
でも、環境適応能力は高いんですが、急な環境変化にはついていけません。
これからどんどん春になります。昔から三寒四温と良く言われますが暖かい、寒いを交互に繰り返します。
この「交互に」がポイントです。
人間の体は、寒いと毛細血管、毛穴を引き締めて代謝をあげます。
暑いと毛細血管、毛穴を広げて代謝を落とします。
この操作は自律神経が自動で行っています。
この操作を頻繁に繰り返すと自律神経がくたびれてしまいます。
この時期に、めまい、頭痛などの自律神経失調症が多くなるのはこの為です。
実は、肉離れなどの怪我も春や秋が多いシーズンです。
対策
- 首を冷やさない。
首を冷やすと自律神経のバランスを崩して体調不良の原因となります。急に暖かいからといって、薄着をしない様にしましょう。
頭痛を訴えて来院される方で首が冷えて硬くなっている方多いです。
首が悪くなると自律神経失調症になる可能性があります。首って大事なんです。
- クリーニングは5月くらいに出しましょう。
上の話にも関連しますが、毎年3月、4月に急に寒い日があります。そんな日にすごい薄着で来院される方がいます。たいてい「もうクリーニングに出しちゃった」って言われます。
せっかく、寒い冬を乗り越えたんですから、自律神経失調症に気をつけて、体調管理にお気をつけくださいませm(_ _)m