過敏性大腸炎の中学生
「中学3年生で最後の試合を終えた頃から過敏性大腸炎になったんです」
と言うお子さんがお母さんに連れられてきました。
部活を辞めて調子が悪くなるというと思いつくのが「燃え尽き症候群」です。
頑張りすぎて何もやる気がしなくなるというものです。
でも、話を聞いているとそういう事ではないと思いました。
このお子さんの過敏性大腸炎は大きく判別すると二つの理由から来るものです。
それではその理由とは何でしょうか?
過敏性大腸炎の理由その①ごろ寝
このお子さんに部活が終わってから何をしていたのかと聞いたところ
「ゴロゴロしながら漫画を読んでいます」
とのことでした。
まあ、毎日部活動に追われていたから気持ちはわかります。
しかし、実はこれが過敏性大腸炎を誘発している可能性があるのです。
過敏性大腸炎は自律神経失調症です。
自律神経のバランスが崩れたり、自律神経が弱くなったりして発症しています。
世間一般的には自律神経のバランスばかり取り上げられていますが、自律神経の弱さから発症していることもあるのです。
では、日中にゴロゴロしているとどうなるのでしょうか?
日中に寝てばかりいると交感神経が高まりません。
何故なら交感神経は身体を動かしている時に一番高まるからです。
すると夜の副交感神経も高まらなくなります。
何故なら副交感神経は交感神経の後を追っているからです。
どう言うことかと言うと、日中に交感神経が高まった分しか夜の副交感神経は高まらないという事です。
すると、あまり良い睡眠がとれなくなり寝ても調子が良くならないという体の状態になるわけです。
日中はなるべく起きて身体を動かしましょう。
熱中症が気になりますので部屋の中でも良いです。
少なくともゴロゴロしていないで起きていてください。
過敏性大腸炎の理由その②背骨
その①の理由として自律神経の弱さを挙げました。
その②の理由としては自律神経のバランスを述べていきます。
過敏性大腸炎は自律神経失調症と前述しました。
自律神経のバランスが失調しているのです。
と言うことは自律神経のバランスを整えれば良いのです。
あなたは自律神経がどこにあるのか分かりますか?
自律神経は背骨の中にあります。
自律神経は脳の下の部分(延髄)から出て、背骨の中を通って全身に行き渡ります。
自律神経=背骨
と言うことも出来ます。
背骨が歪むと中にある自律神経もその影響を受けて失調するのです。
まずは背骨の矯正を受けてください。
そしてその矯正後の良好な状態を良い姿勢をとる事でキープして下さい。
そうする事で今日よりも明日、明日よりも明後日、1週間後よりも2週間後、2ヶ月後よりも3ヶ月後の方が過敏性大腸炎は良くなるのです。
良い姿勢のとり方
- 腰に手の甲を当てます。
- その手の甲のすぐ上の背骨の両脇の筋肉に「グッ」と力を入れて、その背骨を反らして下さい(あなたのこの背骨は恐らく出っ張っていると思いますが、この背骨は本来、反っているものなのです)。
これだけです。
「胸は張らないで良いの?」
はい、胸は張らないで下さい。
胸を張ると逆に悪化する恐れがあります。
良い姿勢動画
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自律神経専門士宮島信広
にしふなリセット整体院
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