痛みの歴史を遡る?!
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「痛むところが変わってきました」
「これって好転反応ですか?」
と聞かれました。
最近では好転反応という言葉もだいぶ一般的になってきたので、こういった場合に使われます。
好転反応とは、良くなる前に一時的に悪化することを言います。
しかし、良く聞くと悪化はしていなくて痛む場所が変わっただけでした。
以前は首が全体的に痛んでいましたが、今は左側が引っ張られる感じに変わりました。
この場合は明らかに良くなった反応です。
たまに
「痛みの物質があってそれが血流に乗って移動するっていうけど流れたのかな?」
と聞かれたりしますが、体の内部のことはまだ20%程しかわかっていないので言及は出来ません。
しかし、私の臨床経験状態、次のようなことが考えられます。
「症状は歴史を遡りながら治る」
あなたは
「どういうこと?」
と言うと思います。
この首が痛い人もある日突然悪くなったわけではありません。
最初は少し肩や首が凝るくらいだったはずです。
そして少し首の凝りが酷くなって、右側が痛くなって、そこから左側も痛くなって、やがては首が全体的に痛くなったのです。
こうして少しづつ悪くなったのです。
一回で綺麗に治る人も中にはいますが稀です。
大抵の場合、治る時も順番に治るのです。
首が全体的に痛かったのが今は左側が引っ張られる感じになっています。
そしてもしかしたら次はもう少し痛みが減って右側にに症状が現れるかもしれません。
その次は首は治ったけど、軽度の肩こりが自覚させるかもしれません。
そして次第に治っていくのです。
これが症状を遡って治る感じです。
一回で全て治るのは理想ですが、長年かけて悪くしていったのでおおよそそれは無理です。
でも、治るための正しいアクションを起こしているのであれば
「痛いところが移動した」
「痛みの質が変わった」
と言うのは良いことだと思ってください。
そして今取り組んでいることは正しいんだと信じて続けるとどんどん痛みの歴史を遡ることが出来ます。
では、この人がどんどん痛みの歴史を遡って治る方法は何でしょうか?
それは
背骨の矯正と良い姿勢のキープ
です。
背骨の矯正は受けている人は多いですが、矯正後の両行な背骨の状態を日々の生活でキープできなければ矯正の効果もほとんどありません。
良い姿勢のとり方
- 腰に手の甲を当てます。
- その手の甲のすぐ上の背骨の両脇の筋肉に「グッ」と力を入れて、その背骨を反らして下さい(あなたのこの背骨は恐らく出っ張っていると思いますが、この背骨は本来、反っているものなのです)。
これだけです。
「胸は張らないで良いの?」
はい、胸は張らないで下さい。
胸を張ると逆に悪化する恐れがあります。
鬱、自律神経失調症専門
自律神経専門士宮島信広
にしふなリセット整体院
https://www.nishifuna-rs.com
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