手の痺れは何が悪いの?
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手が痺れている場合、何が悪いのでしょうか?
その理由は色々あります。
【片方の腕全体が痺れている場合】
上腕も前腕も、裏も面も、内側も外側も、腕の付け根から指先までどこもかしこも痺れている場合、そして同じ側の脚も全体的に痺れている場合は脳の異常を疑った方が良いでしょう。
整体やマッサージを受けている場合ではないので、今すぐに脳神経外科に行って精密検査を受けて下さい。
【小指側もしくは親指側など一部分が痺れる場合】
首の神経の一部分が圧迫などによって通りが悪くなっている可能性があります。
確定診断としては神経圧迫テストをしてみてください。
- 顔を真上に向けてください。
- そのまま右または左に首を倒してください。
- 5秒ほどそのままにしてください。
これで手の痺れが増したり、嫌な感じがしたら頚椎ヘルニア(またはそれに準じたもの)の可能性があります。
凄くひどいものでなければ整体や日頃の生活習慣を変えるだけで治す事が出来ます。
まずは下を向かない様にして下さい、
上を向いて痺れる場合、あなたは日頃下を向きすぎているのです。
人間の体は良くも悪くも順応するように出来ています。
いつも下ばかり向いていると下を向く専用の首に仕上がります。
すると普通に前を向いているだけでも、神経がどこかに触るようになるのです。
あなたが下を向く理由は何ですか?
スマホですか?
パソコン作業ですか?
スマホは目線まで上げてみてください。
パソコンはパソコン台を下に入れて目線を下げて見て下さい。
【手のひら全体が痺れる】
手の甲はなんともないのに手のひらが全体的に痺れる場合、次のテストをしてみて下さい。
- 両方の手の甲同士を下向きに胸の前で合わせてください。
- 両方の手首の角度が90度になったその状態を10秒間キープして下さい。
このテストで痺れが増したり、嫌な感じがしたら手根管症候群です。
整形外科では日帰りの簡単な手術のため軽く勧められたり、友達に話すとやたら手術を勧められたりしますが、手術では根本的に治すことはできません。
その証拠に再発します。
また同じところを切ります。
それでもまた再発します。
しかし病院でも同じところは三回以上切る事が出来ないためそのまま放置になります。
ではどうすればいいのでしょうか?
あなたは体を起こしたり立ったりする時に手をついていませんか?
「あ!そう言えば」
と言うのならそれが手根管症候群の原因かもしれません。
手は体重を支える様には出来ていません。
体重を支えるのは足腰の仕事です。
いつのまにか手をついている様になっているのならそれは体幹が弱くなった証拠です。
鍛えているんだと言う気持ちで足腰で立ち上がりましょう。
【両方の腕全体が痺れる】
首の神経の圧迫で神経的な痺れが出ている場合、両腕が全体的に痺れる事はありません。
脳の異常から来る痺れは、両腕に出ることは稀です。
両方の腕全体が痺れる場合、自律神経のバランスが乱れている事が考えられます。
交感神経が優位になりすぎて、血管の周りにある神経が興奮して血流が不足していると考えられます。
自律神経を整えましょう。
自律神経は背骨の中にあります。
良い姿勢をすることによって自律神経を直接的に整える事が出来ます。
良い姿勢のとり方
- 腰に手の甲を当てます。
- その手の甲のすぐ上の背骨の両脇の筋肉に「グッ」と力を入れて、その背骨を反らして下さい(あなたのこの背骨は恐らく出っ張っていると思いますが、この背骨は本来、反っているものなのです)。
これだけです。
「胸は張らないで良いの?」
はい、胸は張らないで下さい。
胸を張ると逆に悪化する恐れがあります。
鬱、自律神経失調症専門
自律神経専門士宮島信広
にしふなリセット整体院
https://www.nishifuna-rs.com
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