機能性ディスペプシアとは?
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「私機能性ディスペプシアなんです」
と言う人が来院されました。
症状としては
- 食べると胃がもたれる
- 気持ちが悪い
- ゲップが良く出る
- 胃液が込み上げてくる
- 食欲が出ない
などがありました。
これって逆流性食道炎とほぼ同じ症状です。
私が
「逆流性食道炎とほとんど同じ症状ですね」
と言ったところ
「そうなんですよ。でも、胃カメラで検査したけど炎症は無くて綺麗だったんです」
との事でした。
ここ最近この機能性ディスペプシアと言う診断名を聞くことが多くなってきました。
おそらく皆さんには正体不明な感じでしょう。
横文字にしているので更に正体不明な感じですが、私にはどうやら正体がわかった感じです。
この機能性ディスペプシアは「自律神経失調症」です。
「また〜いつも自律神経失調症にしちゃうんだから」
と言われそうですね笑。
でも、前述したやりとりからそうであると判断しました。
おそらくお医者さんもこの人の症状を聞いて
「これは逆流性食道炎かな?」
と思ったはずです。
だから確定診断のために胃カメラを使ったと思うのです。
しかし検査の結果異常はなかったのです。
胃カメラまで飲んで「何でもなかった」では格好がつきません。
そこで「機能性ディスペプシア」の出番が来るのです。
お医者さんから
「あなたは機能性ディスペプシアですよ」
と言われたら
「そうか。俺は機能性ディスペプシアなのか」
と言う事になります。
経験のある人なら分かると思いますが、お医者さんから
「あなたは◯◯ですよ」
と言われると
「そうなのか」
と腑に落ちるのです。
高齢の人が
「あなたの年齢ならこらくらいは仕方がないんですよ」
とお医者さんから言われたら痛い事を諦められるのだそうです。
しかし、あなたはなんだか正体不明な診断名を付けられたからと言って、諦められますか?
上記の「歳のせい」だって、そんな診断名はないし、歳のせいで治らないこともありません。
なんだか正体不明な診断名を言われると納得は出来ますが、治し方がわかったわけではありません。
でも、何だかわからない診断名が付けられたのはこのように考えて下さい。
私は病気ではないんだな
と。
病気ではないのでこれ以上病院に通っても意味がありません。
何故なら病院は病気を治すところだからです。
では、機能性ディスペプシアはどうすれば治るのでしょうか?
それは自律神経を改善すれば良いのです。
何故なら機能性ディスペプシアは自律神経失調症だからです。
詳しく言うと、胃の自律神経が悪くなったので、胃の働きが悪くなり様々な症状が出ているのです。
胃の自律神経はどこにあるのかと言うと、それは「背骨の中」です。
機能性ディスペプシアや逆流性食道炎で来院する人のほぼ全員の背中が丸いです。
背中を常時伸ばしているだけでも機能性ディスペプシアは改善します。
下記の良い姿勢を参考にして下さい。
良い姿勢のとり方
- 腰に手の甲を当てます。
- その手の甲のすぐ上の背骨の両脇の筋肉に「グッ」と力を入れて、その背骨を反らして下さい(あなたのこの背骨は恐らく出っ張っていると思いますが、この背骨は本来、反っているものなのです)。
鬱、自律神経失調症専門
自律神経専門士宮島信広
にしふなリセット整体院
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