産後クライシス
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産後クライシスとは出産後数年の間に、急激に夫婦仲が悪くなってしまったことを言います。
産後には子供を育てると言う重要な任務が新たに増えます。
そんな中、子育ての協力を得られない、話が合わなくなった、子育ての方針が違うなどのすれ違いが起きて、最悪離婚にまで至るケースもあります。
「夫婦間の問題だから話し合いなどでしか解決できないよね」
確かにそうなのです。
そうなのですが、出産後のある事がもっと良ければ産後クライシスまでに進展しないのです。
それは
産後の体調
です。
出産は人生の一大事です。
産前産後の生活も激変します。
家族が一人増えるのです。
そして自律神経は変化を嫌います。
急激な体重の変化。
急激な習慣の変化。
急激な生活の変化。
これらに自律神経がついていけないのです。
「自律神経がついていけないのがそんなに大事なの?」
私たちの体調は自律神経がコントロールしています。
血圧、血流、心臓の拍動、食べ物の消化と吸収、体温調節、細胞を新しく作り替える、ホルモンを分泌する、、、などなど。
これらは全て自律神経の働きによってコントロールされています。
これらがしっかりとコントロールされていたら、あなたの体調はとても良いと言えます。
しかし、産後は体と生活、環境が劇的に変化する為に自律神経が体をうまくコントロール出来ません。
すると産後から体調が悪くなってきます。
産後うつなどもこれに含まれます。
この状態で育児や家事をするとどうなるのか?
当然、思うようにはかどりません。
するとイライラしたり怒りやすくなったり、落ち込んだりもします。
その時に協力が得られなかったり、相手が思うように動いてくれなかったらどう思うでしょう?
「何で夫は進んで動いてくれないんだろう」
「あんな人と結婚するんじゃなかった!」
くらいは思うかもしれません。
ここまで来ると夫婦の間でしっかりと話し合いをしないと解決はしないでしょう。
しかし、元はと言えば産後の体調不良から来ていることを忘れないで下さい。
仮に、あなたが出産から一年経過していたとしても遅い事はありません。
自律神経を整えましょう。
特に、お子さんが小さい為下を向くことが多くなっているはずです。
下を頻繁に向いていると、心臓の自律神経が弱くなります。
すると、疲れやすくなったり、不安感が出たり、気持ちが落ち着かなくなったりします。
なるべく下を向かないようにして下さい。
「下を向かないと子供の世話が出来ないわ」
と言うかもしれませんが、首を下に向かないようにして下さい。
首だけで下を向いていると、心臓の自律神経に負担がかかります。
首だけで下を向かないで、脚を曲げてしゃがみ込んだりして下さい。
脚は疲れますが自律神経は良くなります。
脚は人体最強の筋肉なので壊れる事はありません。
使えば使うほど強くなります。
これに合わせて自律神経が通っている背骨を良い状態に保つと、自律神経が整って体調が早く良くなります。
背骨を良い状態に保つ良い姿勢は以下を参考にしてください。
良い姿勢のとり方
- 腰に手のひらを当てます。
- その手のひらのすぐ上の背骨の両脇の筋肉に「グッ」と力を入れて、その背骨を反らして下さい(あなたのこの背骨は恐らく出っ張っていると思いますが、この背骨は本来、反っているものなのです)。
鬱、自律神経失調症専門
自律神経専門士宮島信広
にしふなリセット整体院
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