私、若年性更年期障害?
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「ホットフラッシュや不眠などがあるんです。」
と言う人がいます。
この他にも手足の冷え、めまい、頭痛、倦怠感などにも悩まされています。
これらの症状はほとんど更年期障害の症状と一致します。
しかしこの人はまだ30代です。
これらの症状は卵巣ホルモンであるエストロゲンが減少した事によるもので、若年性更年期障害と呼ばれています。
理由としては、強いストレスや睡眠不足、慢性疲労などによるとされています。
しかし、この若年性更年期障害にもあるものが関わっています。
それは
自律神経
です。
卵巣からエストロゲンを出しているのは自律神経なのです。
若年性更年期障害は普通の更年期障害と違って、閉経したためにエストロゲンが出なくなったわけではありません。
自律神経が悪くなったために、エストロゲンが出にくくなったために生理不順や無月経症になって、ホットフラッシュやめまいなどの症状が出ているだけなのです。
と言うことは、若年性更年期障害は自律神経失調症と言うことが出来ます。
自律神経失調症なので、ホルモン治療などはしなくても改善は可能です。
では、どのようにして若年性更年期障害を改善していくのでしょうか?
若年性更年期障害の改善方法
その①骨盤を立てる
自律神経失調症とは交感神経と副交感神経のバランスが崩れた状態を言います。
その多くが、交感神経が強い状態で、副交感神経が弱い状態です。
と言うことは、弱くなった副交感神経を強くしていけば良いのです。
あまり知られていませんが、自律神経は背骨の中にあります。
その中でも副交感神経は首と骨盤から出ています。
骨盤を整えると骨盤の中にある卵巣の自律神経も整います。
整体を受けることもお薦めですが、骨盤が歪む理由は座り方が悪いからです。
骨盤を立てて座ってください。
骨盤を立てる感覚は、自分が思っているよりも骨盤を前に倒すと良いです。
その時に体重を足の裏で支えているので、足を浮かせることは出来ません。
もし、足を組めるとしたらそれは骨盤を立てていないからです。
若年性更年期障害の改善方法
その②まくらの改善
副交感神経を高める方法がもう一つあります。
それはまくらを改善する事です。
副交感神経は首と骨盤から出ていると説明しました。
特に眠りに問題があったり、朝に辛い症状が出ている人、夜中に起きてしまう人にお薦めです。
理想の枕の作り方。
- 低い枕を選びます。なければバスタオルを縦横に一回づつ折ったものを使います。
- まずはその枕(バスタオル)に寝てみます。その感覚を覚えておいてください。
- 手拭きのタオルを縦横に一回づつ折ったものを首の部分に載せます。
- それに寝てみます。その感覚が先程寝た感覚よりも「楽だ」と思ったらその枕は正解です。
- さらにもう一枚縦横に一回づつ折った手拭きのタオルを追加します。
- それに寝てみて先程より「楽だ」と思えたらそれが正解です。
- もう一枚追加した時に「これは楽ではないな」と思ったら2枚が正解なので枕カバーの中に入れてずれないようにしてください。
鬱、自律神経失調症専門
自律神経専門士宮島信広
にしふなリセット整体院
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