慢性疲労症候群の対処法
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あなたは慢性疲労症候群という言葉を聞いたことがありますか?
日常生活に支障をきたす程の疲れがあって、休んでも休んでも疲れが抜けず、病院で検査しても「異常なし」と言われる正体不明のものです。
「何となく当てはまるものがあるな」
という人も少なくないでしょう。
「日常生活に支障をきたす程ではないけど、休んでも疲れがとれない」
「朝起きた時にスッキリしない」
というあなたはもしかしたら慢性疲労症候群、もしくはその入り口にいるかもしれません。
大きな崖崩れも初めは小さな小石の落下から始まります。
「いやいや、私はまだ大丈夫」
と放っておかないで、これからお伝えする事に取り組んでみてください。
慢性疲労症候群の対処法
その①ゆっくりしない
あなたは
「疲労しているんだからゆっくりした方が良いのでは?」
と言うかもしれません。
確かに、ただの疲労の場合はゆっくりと休んでいれば回復します。
しかし、慢性疲労症候群の場合はゆっくりと休んでいると悪化します。
「ただ休んでいるのに悪化するだって?!」
「そんな事があるのか?」
慢性疲労症候群は自律神経失調症です。
自律神経のバランスが崩れたために起きているのです。
自律神経のバランスとは交感神経と副交感神経のバランスを言っています。
多くの場合、このバランスの割合は交感神経が高くなりすぎて動悸が出たり、頭痛が起きたり、パニック発作が起きたり、眠れなかったりします。
しかし、慢性疲労症候群の場合はこれらと違って、副交感神経が優位になりすぎて起きているのです。
副交感神経は大抵の場合、ゆっくりとしている時に優位になります。
そもそも、副交感神経が優位になっている慢性疲労症候群の人がゆっくりしていたらどうなるでしょうか?
さらに体が重くなって起きるのが辛くなります。
するとさらにゆっくりと寝ていることが多くなります。
するとさらに、、、の悪循環に陥ります。
寝てばかりいないで、まずは体を起こしていてください。
少なくとも睡眠以外の時間の半分以上は体を起こしていてください。
そうすることで交感神経が働いて自律神経のバランスが良くなります。
慢性疲労症候群の対処法
その②日中は体を動かす
慢性疲労症候群の人がいきなり運動をすることはハードルが高いです。
しかし、慢性疲労症候群は副交感神経が高すぎて起きているとお伝えしました。
1日の大半を体を起こしていられるようになったのなら、今度はなるべく体を動かして下さい。
何故なら、交感神経は体を動かすための神経だからです。
自転車で行くのなら歩いて下さい。
エスカレーターは使わないで階段を使いましょう。
慢性疲労症候群の人は体を大事にしすぎて
「疲れないように」
という気持ちが働いているので、なかなか積極的に体を使いませんが、どんどん体を使っていくとそれに伴ってどんどん疲労が取れて体が軽くなっていきます。
鬱、自律神経失調症専門
自律神経専門士宮島信広
にしふなリセット整体院
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