夏に弱い、、、の対処法
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「年々夏に弱くなっているよ、、、」
あなたにも身に覚えはないですか?
「昔は夏が来ると嬉しくて仕方がなかった」
「若い頃は夏が待ち遠しかった」
確かに、子供の頃は夏休みが来るのを指折り数えた覚えがあります。
でも
「あと2ヶ月以上もこの暑さに耐えないといけないのか、、、」
「暑すぎて何もやる気がしない」
と言っているのは1人や2人ではありません。
徐々に夏に弱くなっている人が多いのではないでしょうか?
一番最後に海に行ったのは何年前ですか?
夏に公園で遊んだ記憶はいつの頃ですか?
夏に弱くなる、、、これはある程度は仕方がない事なのです。
実際、私が子供の頃よりも気温が高くなっています。
35度を超える日に外で遊んでいたら熱中症になる危険性があります。
それに、私が子供の頃は家庭にエアコンがある家はほとんどありませんでしたから暑さに免疫がありました。
だからと言って、今更涼しいエアコンをやめることは出来ません。
では、年々夏に弱くなることは仕方がない事なのでしょうか?
年々夏に弱くなる理由
これは前述したようにエアコンの普及による事が大きいと思います。
しかし、年々夏に弱くなるのはそれだけが理由ではありません。
年々夏に弱くなる理由、、、それは
年々自律神経が弱くなっていくから
です。
あまり知られてはいませんが、自律神経の働きは年と共に徐々に低下していきます。
自律神経の働き、、、この場合、具体的に言ってしまうと「熱を体の外に放出する力」です。
「暑い」と感じた時は自動的に毛穴が開いたり、毛細血管が拡張したり、汗が噴き出したりして体内の熱を外に出して体温を下げます。
これらのことを自律神経が自動的にしてくれているのです。
自律神経が弱くなると「暑い」と感じてもなかなか汗が出なかったりして、熱が体内に留まり続けます。
その結果、熱中症になったり、熱中症にまではならなくても暑さに耐えられなくなります。
そして「年々夏に弱くなる」と言うのです。
あなたは
「でも、歳のせいなら仕方がないのでは?」
と言うかもしれません。
確かに、子供の頃のように夏を楽しむことは出来ないかもしれません。
でも、今よりも暑さに強くなれば、もう少し夏に楽しく過ごすことができるかもしれません。
夏に強くなる方法
それは
自律神経を鍛えること
です。
「自律神経って筋肉みたいに鍛えられるの?」
鍛えられるのです。
具体的には「汗をしっかりかく」事によって鍛えられます。
汗をかくことも能力の一つです。
涼しい室内にばかりいてもこの能力は鍛えられません。
かと言って頻繁に夏の太陽の日差しを浴びていても体に良くありません。
出来れば午前中に汗がダラダラと噴き出すまで外を歩いてみてください。
そうする事によって、汗が出やすくなります。
もうすでに暑いですが、出来れば夏に入りたての頃にしておくと「夏の体」に仕上がります。
汗が出やすい体質になれば、熱が体内にこもりにくくなるので、夏に強くなります。
もちろん、水分を充分に摂ってから行って下さい。
週に一回程度やるのがお勧めです。