朝起きられない、、、それって起立性低血圧かも?
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起立性低血圧とは思春期特有の自律神経失調症です。
あなたのお子さんがもし、朝起きるのが苦手ならばもしかしたら「起立性低血圧」かもしれません。
「だらしない」
「気合が足りない」
「怠けている」
と思う前に
「うちの子は起立性低血圧かもしれない」
と思ってください。
起立性低血圧は一昔前には
「怠け病」
と言われてきました。
「学校に行きたくないから頭が痛いとか言っているんだろう」
とか
「もっと寝ていたいから気持ちが悪いとか言っているんだろう」
と捉える親御さんも多かったようです。
実際にはそうではなく、医学が進んで今では思春期の自律神経のバランスの乱れによるものという事がわかってきました。
寝ている時と起きている時の血圧は自律神経によって自動的に調節されています。
寝ている時はそれほど血圧は高くなくても大丈夫です。
起きた時は寝ている時よりも血圧を高めます。
そのように血圧を調節することによって、起きた時に脳に血液を滞りなく送る事が出来ているのです。
しかし、起立性低血圧のお子さんはこの調節がうまく出来ません。
起きた時の血圧があまり高められないので脳内に充分な血液が送れないので、酸素欠乏による頭痛が起きるのです。
「思春期特有ということは思春期が終わらないと治らないんでしょう?」
そんな事はありません。
起立性低血圧のお子さんはある時自然になる子もいますが「きっかけ」がある子も多くいます。
そのきっかけとは何かというと
無理をした
事です。
夏休みにサッカーの練習を連日頑張っていたら9月から起きられなくなったとか、中学生になって4月に緊張しながら生活していたら5月に起きられなくなったとか、引越しで転校してしばらくしてから起きられなくなったなど。
あなたは
「でも、新学期や転校などはある程度避けられないものでは?」
と言うかもしれませんが、半分当たっていますが半分は当たっていません。
何故なら「無理をした」と言うのはその子の体調にもよるからです。
当然、あまり体調が良くなければ、少しの負担でも「無理をした」事になります。
言ってしまうと、起立性低血圧のお子さんは全員体調が良くないと言う事です。
体調が良くないから朝起きられなくなったのです。
体調が良くないから起きると頭痛がするのです。
体調が良くないからお腹が痛くなるのです。
思春期が終わらなくても、今よりも体調が良くなれば起立性低血圧は良くなるのです。
では、どうやすれば良いのか?
それは
姿勢を良くする事
によって体調は良くなります。
起立性低血圧の大きな原因の一つに「心臓の自律神経失調症」が挙げられます。
心臓の自律神経が悪くなってしまったので、寝ている時と起きている時の血圧のコントロールが出来なくなったのです。
心臓の自律神経は背骨から出ています。
姿勢を良くする事で心臓の自律神経の出が良くなって、血圧のコントロールがうまく出来るようになります。
良い姿勢のとり方
- 腰に手のひらを当てます。
- その手のひらのすぐ上の背骨の両脇の筋肉に「グッ」と力を入れて、その背骨を反らして下さい(あなたのお子さんのこの背骨は恐らく出っ張っていると思いますが、この背骨は本来、反っているものなのです)。
良い姿勢のキープと背骨の矯正は最短で起立性低血圧を改善に導きます。
鬱、自律神経失調症専門
自律神経専門士宮島信広
にしふなリセット整体院
https://www.nishifuna-rs.com
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